高知

  • 土佐山日記31 信号機

     土佐山に信号機などないと思ったら大間違い。1基だけある。役場の前の県道16号にある。以前近くに保育園があって、子どもたちが渡る時に危険だということで設置された…続きを読む

  • 土佐山日記32 ゴトゴト石

     土佐山に観光施設はあるかと問われたら、ないと答えるしかない。ないない尽くしの山村であるが、短期間ではあるが住んでみて、自然そのものが見るべきもの、楽しむべきも…続きを読む

  • 土佐山日記30 田中英光

     高知市土佐山支所の岩崎さんと話をしていて、この岩崎さんも岩崎鏡川の縁者であることが分かった。 「田中英光を知っていますか。太宰治の墓前で自殺した文学者です」「…続きを読む

  • 土佐山日記29 電気のこと

     永野干城さんに土佐山に電気が来たのはいつのことか聞いたことがある。「昭和の始めかな、でも平石とか中心部だけのことじゃった」 干城さんは北の工石山の方を見詰めな…続きを読む

  • 尖閣の命名は1900年!と高知新聞

     高知新聞9月28日夕刊によると、「尖閣」は高知県出身の博物学者、黒岩恒(くろいわ・わたる)が1900年に命名したとする記事を掲載した。黒岩は沖縄での教職のかた…続きを読む

  • 土佐山日記28 新聞「民報」

     土佐山村資料集というものがある。村内に残る歴史的資料を網羅した歴史である。その中に西川地区に残る新聞「民報」への言及がある。中国革命を支援するために高知出身の…続きを読む

  • 猪竹山水舎

    いのたけさんすいしゃ協同組合アミューズメント missionシニアのアミューズメント仕事後の過ごし方を提案空と水と森を楽しむ 仕事 田舎暮らしの提案遊びとしての…続きを読む

  • 土佐山日記27 木地師

     とんぼ返りで東京に行っていた。汽車で瀬戸大橋を渡ると橋の西側と南側は空がまっくろ。台風16号がいま、九州の西を北上しているというから、列車は大雨に向かっている…続きを読む

  • 土佐山日記26 山で暮らす

     アカデミーが始まったころ、おちょうさんが「近所に人から、あなたたちはお客さんやからと言われた」と話してくれた。歓迎会があり、神祭に招かれたりと山の人たちと交流…続きを読む

  • 土佐山日記25 炭商い

     14日、アカデミー生は堪ちゃんに率いられて市内はりまや橋商店街の金曜市に「炭屋」を出店した。午前中、西岡燃料の西岡謙一さんから「炭」について簡単な講義を受けて…続きを読む

  • 土佐山日記23 竹のお玉

     午前中、土佐山アカデミーがある山の頂に五右衛門風呂が出来上がった。さっそく薪に火を付けた。昼に山に上ってきたおちょうさんが嬉しげに風呂桶のへりをなでつけた。 …続きを読む

  • 土佐山日記24 コオロギラン

     12日は横倉山フィールドワークだった。植物は多少興味があるが、岩石はまったく未知の分野だ。高知県は地質学的に非常に興味深い土地柄なのだそうで、4億年も昔に南半…続きを読む

  • 土佐山日記22 育てる風土

     9・11から11年。同時に3・11から1年半の今日。東日本大震災関連ニュースは盛り沢山だったが、ニューヨーク同時多発テロに関するニュースは例年になく少なかった…続きを読む

  • 土佐山日記21 省エネを娯楽に

     賀川豊彦の伝記を書いたことでも著名なアメリカのロバート・シルジェン氏の講演を昨日、徳島市まで聞きに行った。この人は全米最大の生協だったバークレー生協の広報誌の…続きを読む

  • 土佐山日記20 太平洋まで20キロ

     高速の高知道で大豊町に入るとすぐに「太平洋まで50キロ」というサインが登場する。誰が考えたのか、いい響きの看板だと思う。 JR土讃線も高松から百いくつのトンネ…続きを読む

  • 土佐山日記19 山仕事のアミューズメント

     火曜日の授業は「会社」とつくるというブレーンストーミングだった。土佐山を拠点に何ができるか、3チームに分かれて考えた。僕らのチームは「猪竹山水舎」という名前の…続きを読む

  • 土佐山日記18 ほとばしる

     土佐山に来るまで水がこんなに美しいものだと思わなかった。金曜日、炭焼きの火入れの前に炭小屋の近くを散策した、段々畑の真ん中に巨石があって、そばを何の変哲もない…続きを読む

  • 土佐山日記17 山の殺生

     罠にかかり鉄檻に捕らえられた子イノシシは我々を見ると、何度も鉄柵に猛進する。その度にガシャン、ガジャンと鈍い音をさせ、鼻の上部から鮮血をにじませた。まもなく、…続きを読む

  • 土佐山日記15 『半農半X』

     土佐山アカデミーの講義で『半農半X』の著者、塩見直紀が京都の綾部から来てくれた。面白いのは出版元が廃業して絶版となったため、自ら田舎に出版社を設立して再版した…続きを読む

  • 土佐山日記16 炭焼き

     今日は旧暦の七夕。堪ちゃんが旧暦の七夕は晴れて土佐山では天の川が見えると言っていた。 一昨日と昨日は高川公民館近くの炭焼き小屋で炭焼きの準備。炭焼きクラブの人…続きを読む