これから四国山地の山間の仁淀川町に行く。写真は役場が紹介している昨日の「ひょうたん桜」。明日 は義父の50日祭が彼の地である。遺骨の埋葬もする。この地はかつて大藪と呼ばれていたが、ひょうたん桜があまりに見事なものだから村人が地名を「さく ら」と改称した。いつもは4月に満開となるが今年ははやくも見頃を迎えつつある。
 桜好きの西行が桜が咲くころにその下で死にたいと詩にしたが、義父もまた桜の花びらが散る中で土に帰ることになる。大往生といえないだろうか。
 願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃