民主主義

  • 国語・国民・国家

    今日の話は「国家とは何か」の続編になる。国語・国民・国家は明治に生まれた言葉。国が並んでおり、明治の人々がいかに国を意識していたかが分かる。国家と国民は英語のn…続きを読む

  • ワシントン閣下、即位を

     1月から、夜学会をもう一度原点に戻って整理したいと考えている。これまで「上質の国でありたい」「国家とは何か」「自由への渇望『自由之理』「三酔人経綸問答」「スイ…続きを読む

  • スイスの直接民主主義

     恥ずかしながら「レファレンダム」(referendum)という英単語を知らなかった。職場でイギリスに留学したという後輩に偉そうに聞いた。90年代の話である。「…続きを読む

  • 三酔人経綸問答を今に問う

     中江兆民の「三酔人経綸問答」を読み返した。大酒飲みの南海先生のところに、西洋紳士君と豪傑君がやってきて、三人で日本の将来を語り合う異色の作品だ。国会開設の前夜…続きを読む

  • 国家とは何か 夜学会

     江戸時代の国といえば、藩のことだった。近代的意味合いの国家という概念はなかった。四方を海に囲まれていたため、国境という観念もなかった。ヨーロッパでもフランス革…続きを読む

  • 自由への渇望「自由之理」

    ジョン・スチュワート・ミルが書いた「自由之理」(On Liberty)は自由民権活動家のバイブル的存在だった。幕府の昌平黌出身の中村敬宇が明治5年に翻訳出版した…続きを読む

  • 上質な国でありたい

    謹賀新年。今年初めの夜学会。実は今月で夜学会は10年を迎えることが分かった。始まったのは2015年1月23日だった。はりまや橋商店街で木炭を販売し始めてまだ1カ…続きを読む

  • 自由民権記念館の指定管理者問題 夜学会

    12月高知市議会で市民クラブの岡﨑豊氏と私が追求した指定管理制度の形骸化について、高知新聞が同様の問題意識で記事化してくれた。 10月、高知市はシダックス・グル…続きを読む

  • 12月の市議会質問状(市民クラブ伴武澄)

    とさでん交通の増収策【担当部長】・市役所職員の通勤手段はどうなっているか。【総務部長】・通勤費の支給上はどうなっているか。【総務部長】・公共交通の利用をはたらき…続きを読む

  • 自由民権記念館の指定管理に疑義あり

    高知市が高知市議選の前に行った自由民権記念館の指定管理者選定に疑義がある。市が優先団体として決定したシダックス・グループは給食や配食を中心人展開してきた企業。昨…続きを読む

  • 12月高知市議会で、出せるか桑名カラー

    11月26日の高知市長選挙で、現職の岡﨑誠也氏が元県会議員の桑名龍吾氏に僅差で敗れた。今年の4月まで岡﨑市政はオール与党の様相を示していたが、統一地方選で自民・…続きを読む

  • 高知市広報広聴委員会のやりとり

     10月11日、高知市議会の広報広聴委員会が開かれた。「広聴」だから広く意見を聞かなければならない。そんな問題意識から、「市民の声を直接聞く会」をなんとか開こう…続きを読む

  • 委員会視察は義務化?

     行くの行かないとの曲折があって、結局、行くことに決めた。そもそも「委員会視察」には胡散臭いものを感じていた。一般社会で「議員視察」と聞けば、「物見遊山」に違い…続きを読む

  • 高知が沸騰した夜

     昨夜は参院補選の投開票日。午後8時とともにNHKは広田一氏の当確を打った。高知が沸騰した瞬間だった。結果的に23万票の大量得票で自民党の西内健氏に9万票の差を…続きを読む

  • 台湾の総裁選挙2024 夜学会

    台湾の総裁選挙が来年1月行われる。1990年代、李登輝氏が民主化のきっかけとなる国民選挙による総裁選を決断してから8回目。台湾は民主化して四半世紀以上の経験を積…続きを読む

  • 採用基準を高卒に !

    地方都市に住んでいると、子どもの進学は財政的に大きな負担になっている。県内の公立大学だったら、50万円の学費を払って後はアルバイトしろといえるが、県内にはすべて…続きを読む

  • 地方税を支払っていない転勤族

     30年前の2003年9月、長野県の田中康夫知事が「好きな自治体に住民税を払いたい」と長野市から約150キロ離れた同県泰阜(やすおか)村に住民票を移転した。しか…続きを読む

  • この国のかたち「予備費」 夜学会

    元慶応大学経済学部教授の金子勝さんがユーチューブで盛んに日本の財政のいかさまぶりを解説している。金子さんが強く指摘しているのは「予備費」である。2022年度予算…続きを読む

  • 250人合格で採用はたった90人

    7月20日、高知市内で「若手教員と議員のつどい」が開かれ、勉強のつもりで参加した。ここでも知らない話がたくさんあり、興味深かった。まず、教員採用について問題提起…続きを読む

  • 撤去を余儀なくされる道路下の防火水槽

    9月市議会に向けてのサマーレヴューが18日あった。消防局が問題提起したのは「防火水槽」。かつては火事の際の消防水を供給するために道路下などに設置していた。大きさ…続きを読む