話題

  • 阿蘇の水と台湾TSMC

    昨夜、飲み屋で熊本から来た和田さんという人と出会った。「いま、熊本は台湾の半導体メーカー、TSMCの進出で全国垂涎の的じゃないですか」「いやいや、道路が渋滞ばか…続きを読む

  • 玉ねぎ王国の北見市

    1月、北見市を訪問した。高知市とは姉妹都市の関係で、1月10日から高知県物産展のオープニングに市議として参加した。いわゆる公務である。北見市役所の後、商工会議所…続きを読む

  • 水道法改正から4年、宮城県が落ちた

    約4年前、水道の民営化を促す水道法が改正された。この政策が進められると日本の水道は外国資本に支配される。そんな危機感から、高知市議選に立候補する決意を固めた。す…続きを読む

  • 御手洗知らずして討幕語るなかれ(2)

    穂高健一著「広島藩の志士」は芸州に残る藩史をもとに書かれてある。それによると、龍馬が暗殺される12日前、芸州、薩摩、長州、土佐の藩士がらが御手洗に結集し、「四藩…続きを読む

  • 御手洗知らずして討幕語るなかれ

    穂高健一著「広島藩の志士」を読んだ。これまでの幕末史を覆す数々のエピソードが盛り込まれている。そもそも討幕史に広島藩など出てこない。薩摩と長州の接点もまた芸州御…続きを読む

  • 言葉の海へ 夜学会 217

    明治24年6月23日、芝の紅葉館で、日本初の国語辞典「言海」出版記念会が開かれた。伊藤博文、勝海舟、榎本武揚、大木喬任、加藤博之、陸羯南ら錚々たるメンバーが集ま…続きを読む

  • 僕たちの大脱走

     共同通信時代に47NEWSで一緒に仕事をした鳥井良二があるとき、「相談があるんですが」といってお茶に誘われた。お酒だったかもしれない。そこらはよく覚えていない…続きを読む

  • 坂田明とミジンコ道楽 夜学会193

     だいぶ昔のこと、本屋で坂田明『ミジンコ道楽』という本を手にして購入した。ジャズメンとしての坂田明について詳しくは知らないが、すこぶる面白かった。最近、そのミジ…続きを読む

  • Constable と Sherriff

    The Beach BoysのSloop John Bをギターで練習していて、Constableの意味が分からなかった。その後にSherriffという表現も出て…続きを読む

  • 3回目の追加策は73兆円! 夜学会181

    政府は8日、新型コロナ感染拡大を受けた追加対策を閣議決定した。73兆円だが、国の予算は30兆円。10兆円規模といわれていた金額がいつの間にか3倍を超えていた。1…続きを読む

  • 平和利用の美名に異議 日本学術会議で

    広島で自ら被爆した新聞記者山野上純夫氏の被爆回想記「ヒロシマを生きて」が高知で出版された。平成30年から毎日新聞紙上での連載をまとめたもの。昨日から読み始めた。…続きを読む

  • まぐまぐの上場

    まぐまぐ。インターネットで、メールマガジンという新しいカテゴリーを生み出した存在。そのまぐまぐが今頃、上場というのも不思議な話だが、それなりに感慨がある。 19…続きを読む

  • 空き家を図書館に

    空き家を図書館にして町おこしをしたいと考えて8年。はりまや橋商店街のWaterBaseで本箱をつくり、本を集め始めた矢先、高知新聞に「窪川を古書の町に」という記…続きを読む

  • セルフゆず酢搾り

    11月8日(金)午前10時からはりまや橋金曜市で「セルフゆず搾り」を始めます。場所は商店街東詰めのWaterBase。ユズの香りに囲まれながらの作業で、1升も搾…続きを読む

  • 大川上神社のおなばれ

    今日3日、香美市美良布の川上神社でおなばれ祭りがあり、初めてこの時期に訪れた。思い他大変な祭りがこの地域で続いていることを知った。 はりまや橋商店街でクルーザー…続きを読む

  • 全国で沸き立つ100円バス論議の未来

    2000年11月17日(金) 萬晩報 伴武澄  昨年8月25日に「100円で経営が成り立つ長崎の路面電車」というコラムを書いた。長崎市の路面電車は全区間100円…続きを読む

  • 原点は土佐山アカデミー

    最近、伴さんの原点はどこにあるのですかと聞かれることが少なくない。 即座に答えるのは「土佐山アカデミー」 「なぜ」 「そりゃ、アカデミーは僕のために始まった山暮…続きを読む

  • 北海道が独立したら(AFF1995年4月号掲載)

     しんしんと冷え込む2月下旬の夜、若い農水省の役人とビールを傾けていた。省内ではなかなか天下国家を語るチャンスがないと嘆く人だから、当然、日本国のあり方に話が及…続きを読む

  • 租と税の違いの深い意味

     租税はふだん聞き慣れたことばであるが、「租」と「税」と分けると別の意味があるのだそうだ。律令制度の時代の話である。小堀邦夫氏『伊勢神宮のこころ 式年遷宮の意味…続きを読む

  • ストックホルム通信員との遭遇

    驚いた。帯屋町をのぼりを持ってビラ配布中、後ろから声がかかった。 「伴さんですか」 振り向くと長身の男性がにっこり。 「僕は共同通信のストックホルム通信員で高橋…続きを読む