賀川豊彦
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9条旗印に人類救済訴え(0909徳島新聞)
徳島で幼少年期を過ごした社会運動家・賀川豊彦(1888-1960年)を通して平和を考える講演会が、鳴門市賀川豊彦記念館であった。NPO法人賀川豊彦記念・鳴門友…続きを読む
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電子版『小説キリスト』7月31日発売
賀川豊彦著『小説キリスト』の電子版をKindle Shopで発売します。7月31日発売です。これから賀川の作品を相次いでアップする予定です。価格は520円。ぜひ…続きを読む
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賀川豊彦『身辺雑記』の自炊
旧約聖書にモーゼがエジプトの奴隷となっていたユダヤの民を乳と密の流れる郷、つまり今のイスラエルに導く話がある。神は雲の柱と火の柱を導きとしたという。賀川豊彦は大…続きを読む
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満州の凍死者の群―『荒野を呼ぶ声』から
賀川豊彦の『荒野を叫ぶ声』という小説を自炊中。日本青年が旧満州に渡って父親を探す場面がある。時代は1920年代と思われる。そこには当時の満州のショッキングな情景…続きを読む
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海豹の如く、颱風は呼吸する
2月、3月、賀川豊彦の著作2冊『颱風は呼吸する』『海豹の如く』の電子化をほぼ終えた。表紙のデザインも自分でこなした。いずれkindleショップで 販売するつもり…続きを読む
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今こそ憎悪を乗り越える時代/世界連邦運動の系譜を振り返って
国際平和協会との出会いは2001年12月だった。東京・元赤坂にある財団事務所を訪れ、戸棚にあった機関誌「世界国家」を読み始めたことがきっかけだった。賀川豊彦と…続きを読む
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プリンストンで祈った督明さんの死
9月15日からニューヨークに行っていた。ほとんど20年ぶりの町。神戸物産がしゃぶしゃぶ店を展開することになり、そのプレゼンテーションのお手伝いが仕事だった。ア…続きを読む
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賀川が視察した中鶴は伊藤伝右衛門の経営
賀川豊彦の自伝の第二巻『壁の声聞くとき』の自炊を続けている。筑豊の炭鉱を視察する場面に「佐藤伝次郎」なる人物が登場する。中鶴という炭鉱である。ひょっとしてと調…続きを読む
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長男の戦死を引き金に平和運動へ 白蓮
長男の戦死を引き金に平和運動へ 世界連邦運動婦人部長だった白蓮 NHKの朝の連続ドラマ「アンと花子」の主人公、花子が国際平和協会の機関誌「世界国家」に寄稿し…続きを読む
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【賀川豊彦セレクションⅩ解説】涙の二等分
この詩集を読んで涙しない人はいないだろう。『涙の二等分』いうタイトルには、筆者と読者が涙を分け合うという意味合いが込められている。90年たった現在の大人にも子…続きを読む
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【賀川豊彦セレクションⅩ解説】十字架に就ての瞑想
賀川豊彦は昭和に入ると、急速に農村伝道に傾く。ロシア革命の影響を受けた急進派が労働運動を支配し、賀川を「なまっちょろい」と追放した後、農村までもが急進派の勢力…続きを読む
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【賀川豊彦セレクションⅩ解説】世界国家
賀川豊彦との出会いは2001年12月だった。東京・元赤坂にある財団法人国際平和協会の事務所を訪れ、戸棚にあった機関誌「世界国家」を読み始めたことがきっかけだっ…続きを読む
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【賀川豊彦セレクションⅩ解説】キリスト兄弟愛と経済改造
世界恐慌に直面した時、賀川豊彦は米国で協同組合普及の為の講演を依頼された。その総まとめとして1936年、ニューヨークのロチェスター大学のラウシェンブッシュ講座…続きを読む
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【賀川豊彦セレクションⅩ解説】星より星への通路
冒頭のエッセー「星より星への通路」は1921年8月15日に神戸の監獄の中で書かれた。前年12月、賀川豊彦は『死線を越えて』で鮮烈デビュー。1921年7月、三菱…続きを読む
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【賀川豊彦セレクションⅩ解説】柘榴の半片
賀川豊彦を理解しようとするなら、チャールズ・ディケンズを読めと言われたことがある。『オリバー・ツイスト』や『二都物語』など一気に四冊のディケンズを読んで、19…続きを読む
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【賀川豊彦セレクションⅩ解説】第三紀層の上に
1924年から25年にかけての欧米の旅から帰国した賀川は農村運動に目覚める。デンマーク農村の高等福音学校の存在が賀川を大きく動かした。そこらの事情は『雲水遍路…続きを読む