民主主義

  • 焦土化より降伏という選択肢はないか

     この10日間、朝から晩までウクライナのことを考えている。BBCはウクライナでの戦争について、五つの結末シナリオを解説している。シナリオはまだいくつもあるだろう…続きを読む

  • 続ウクライナ侵攻 夜学会231

    ロシアによるウクライナ侵攻から1週間が過ぎた。数日で首都キエフは陥落するものだと思っていたら、そうではない。少なくとも4日時点では。ウクライナの抵抗が予想以上な…続きを読む

  • ロシア、ウクライナ侵攻 夜学会230

    2月24日、ロシアがウクライナに侵攻を開始した。22日にウクライナ東部の親ロシア地域の独立を承認し、人々の保護を「目的」に国境を越えた。ロシア軍は直ちに制空権を…続きを読む

  • ウクライナに見る国境 夜学会229

     NATOはソ連に対抗する欧米の軍事協定だった。ソ連崩壊後もロシアへの対抗措置として存続、1999年、反ロシアのポーランド、ハンガリー、チェコを陣営に組み入れた…続きを読む

  • 2022年以降を占う 夜学会224

    新型コロナウイルスが世界を恐怖に陥れてから3年目を迎えた。過去の自然災害は一部地域のもだった。世界大戦でも戦いのなかった国々の方が多かった。だが、新型コロナウイ…続きを読む

  • さらば香港、失われた輝き 夜学会222

    日経新聞は11月28日朝刊で「さらば香港、失われた輝き」と題して、「世界的な金融機関が相次いで機能を香港から移転している」と報じた。香港は1997年に中国に返還…続きを読む

  • 参院静岡で野党勝利の背景

    衆院選の前哨戦と言われた参院補選。静岡で野党候補が65万票を獲得して勝利、共産党候補も11万票を獲得した。しかも35%という低い投票率でも結果である。ジャーナリ…続きを読む

  • 権不十年 夜学会216

    数日前の共同通信の調査によると、31日の総選挙で自民党が過半数を超す勢いであるらしい。自民党は菅政権では選挙に勝てないとして、岸田文雄氏に選挙の顔をすげかえた。…続きを読む

  • 高揚感のない解散総選挙 夜学会215

    14日、岸田文雄首相は衆院を解散し、31日投票にむけて事実上、総選挙がスタートした。個人的印象でいえば、高揚感がまったくない。自民党総裁選では何か変わるのではな…続きを読む

  • 二害+入閣待機組内閣

     岸田文雄内閣が今日、成立した。閣僚は前日ほぼ決定した。「初」の入閣が目立つ。しかも高齢者ばかりだ。どうせ総選挙まで1カ月しか任期がないのだから、この際、閣僚待…続きを読む

  • 分配なくして成長なし 夜学会214

     僕がまだ共同通信社の記者だった時代、つまり2008年。ダイヤモンド社でメンターダイヤモンドという塾が始まった。そして請われてその講師を務めたことがある。リーマ…続きを読む

  • 首班指名の大きな矛盾

    政府は4日、臨時国会を開催し、自民党総裁に就任した岸田文雄を首班指名する。その前に内閣は総辞職する段取りとなっている。菅内閣は岸田内閣に衣替えされるのだが、総選…続きを読む

  • 菅首相「力及ばず」降板へ

    9月3日、菅首相は総裁選不出馬を表明した。「コロナ対策に専念したい」とその理由を語ったが、総裁選を直前にして、パラリンピック終了後、政局の季節となるのは決まりき…続きを読む

  • 敵前逃亡したカブール大使館

    在カブール日本大使館は館員12人全員が8月17日に国外に撤退した。15日にガニー大統領がタジキスタンに逃亡し、タリバンは大統領府を制圧し、勝利宣言したからだ。館…続きを読む

  • 選挙資金問題を踏み絵に!

     友人ではりまや橋夜学会の参加者でもある松岡稔さんの投稿が高知新聞に掲載された。河井案里議員に対する自民党からの1億5000万円の「選挙資金提供」問題について、…続きを読む

  • 大王と海賊

     世界史に名を残す偉大なアレクサンドロス大王と名もない海賊という不思議な組み合わせのやりとりは、古代ローマの哲学者キケロが自著の中で言及し、のちに、キリスト教新…続きを読む

  • 民主主義の主は誰か 夜学会203

    6月11日(金)はりまや橋夜学会テーマ:民主主義の主は誰か時間:午後7時から場所:WaterBase講師:伴武澄 チャンドラ・ボースの物語を「自炊」しながら、「…続きを読む

  • やっぱり仏ヴェオリア、宮城県水道民営化

     早ければ来年4月から宮城県で水道が民営化される。言葉は悪いが、「やっぱり仏ヴェオリア社が出てきた」。先週、仙台の知り合いの弁護士から電話があり、最後まであきら…続きを読む

  • 弘前、葛西市政の一利と一害 寶田時雄

     今青森県弘前市では市長選挙が行われている。現職と共産党の一騎打ちだか、どちらが勝つということより投票率が気にかかるという。東京ともそうだったが、総じて関心が薄…続きを読む

  • 事変と戦争のはざま

    第二次大戦で敗戦後、連合国は戦争指導者を戦争裁判に付した。その際、満州事変に遡って罪を訴求したことに違和感があった。長年のそんな思いが最近、氷解した。石川好氏が…続きを読む