伊勢国酔夢譚
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北九州、出雲、熊野をつなぐ論考
資料を整理していて面白い論考に出会った。古い資料なので出典が分からないのが難儀だが、備忘録として掲載しておきたい。 スサノオが子のイタケルとともに朝鮮半島か…続きを読む
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『伊勢国酔夢譚』をKindleで上梓
『伊勢国酔夢譚』(著者:伴武澄、山嶽自由舎)が2月28日、Kindleから上梓されます。私の三重県日記のようなものです。 通信社の支局長として津市に赴任したのは…続きを読む
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心新たに伊勢神宮へ1420万人 遷宮の年、過去最高
正月に神社仏閣にお参りすることを「初詣」という。神社は日本の神さまを祀る社殿であり、あまり人がいなく深閑としているというイメージがある。しかし、正月だけは違う…続きを読む
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来年の式年遷宮控え伊勢神宮で「立柱祭」
すでに2週間も経ってしまったが、3月4日、伊勢神宮で式年遷宮を控えて「立柱祭り」が行われた。正殿の御柱を立てる儀式。真新しい檜の太い柱が象徴的で、こんな贅沢な…続きを読む
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国際化に汗流す相撲部屋のおかみさん
日経新聞3月20日の文化欄。「モンゴル力士 開花の歩み」と題して大島武雄親方が「スカウトから関取誕生まで、泣き笑いの師匠時代」を書いているのが面白い。八百長問…続きを読む
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来年の式年遷宮控え伊勢神宮で「立柱祭」
すでに2週間も経ってしまったが、3月4日、伊勢神宮で式年遷宮を控えて「立柱祭り」が行われた。正殿の御柱を立てる儀式。真新しい檜の太い柱が象徴的で、こんな贅沢な…続きを読む
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伊勢の蘇民将来子孫家門の注連飾り
師走も半分が過ぎ、注連飾り(しめかざり)が話題になる時期になってきた。そもそも注連縄は、神社などで結界を示すしるしとして稲わらなどを束ねて巻き、紙を切った紙垂…続きを読む
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宮大工による槌音が響く遷宮準備
久しぶりに伊勢神宮を訪ねた。早朝の木漏れ日が美しかった。再来年10月、この地で式年遷宮が行われるのはご存知であろう。 内宮にある山田工作所では宮大工による槌音…続きを読む
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観阿弥と芭蕉を生んだ伊賀の風土
伊賀は甲賀とともに忍者の里である。伊賀は律令制度下の伊賀国であるが、甲賀は近江国の一角である。行ってみるまでは実感はないが、ふたつの忍者の里は緩やかな山並みを…続きを読む
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『潮騒』とゲータ祭と伊勢の営み
2005年02月16日の日記である。まだ公開していない文章を紹介したい。 日曜日に神島に行こうと決めて、土曜日の午後、近くの書店で三島由紀夫の『潮騒』(新潮文…続きを読む
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日本最初の紙幣として生まれた「山田羽書」
江戸時代、伊勢の度会の地にあった山田という町は伊勢参りで大変なにぎわいだった。年間40万人、多いとき、つまり「おかげ参り」のときには400万人も の参拝者が…続きを読む
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飛鳥山と熊野をつなぐ800年
飛鳥山について書きたい。JR王子駅の西側にある公園のキーワードは「飛鳥」と「王子」である。 飛鳥山のサクラは八代将軍吉宗がサクラを植えさせ、庶民に開放したとこ…続きを読む