民主主義
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小沢民主党は官僚をぶっ壊せるか
解散・総選挙が近い。3年前、郵政民営化を問うた小泉首相率いる自民党が未曾有の大勝をした。連立を組む公明党とともに衆院議席の3分の2を確保して、「憲法改正」をも…続きを読む
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賞味期限30日の太郎ちゃんまんじゅう
9月21日、自民党総裁に麻生太郎氏が当選した。4回目の挑戦である。福田首相が1日突如、辞意を表明した後、総裁選挙が行われた。たぶん国会開幕後そう遠くない時期に…続きを読む
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日本生まれのデモクラシーがあってなぜ悪い(1)
否定できない国家が権力機構という公理 「天は人の上に人を作らず」といったのは福沢諭吉である。 いまの日本人にはすらすら読んで何の抵抗もないだろうが、少し格好を…続きを読む
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ガソリン税の衆院再議決に大義はあるか
27日投開票の衆院山口2区補欠選挙で、自民党は民主党候補に敗れたが、福田政権は30日、揮発油税の暫定税率維持を盛り込んだ税制改正法案を衆院で再議決する方針を撤…続きを読む
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日本生まれのデモクラシーがあってなぜ悪い(3)
鎌倉幕府が生んだ「職(しき)」=権利という概念 鎌倉時代に日本で生まれ、室町時代にはあらかた消えてしまった概念に「職(しき)」という言葉がある。日本で「権利」…続きを読む
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日本生まれのデモクラシーがあってなぜ悪い(2)
あえて民主主義といわなかった大正デモクラシー 問題は日本の戦後デモクラシーに、この致命的な症状があることだ。大正デモクラシーという言葉がある。皇室を憚ってか、…続きを読む
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奥山真司講話会「2008年の地政学」
4月18日の東京での「奥山真司さんを囲む会」で飲み会ではなく、真面目に奥山さんの「地政学」の話を聞こうということになりました。囲む会では参加者全員が10人ずつ集…続きを読む
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知事って何 都道府県制を考える
日常だれもが口にしている「知事」。自治体の長であるが、なんで「知る事」が長なんだろうとずっと考えてきた。 日本で「知事」が官職名となったのは、廃藩置県以降だろ…続きを読む
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政治用語としてのPeopleと人民
トクヴィルの『アメリカの民主主義』(岩波新書)を読んだ。上・下2巻は読み応えがあった。トクヴィルは「人民による統治」がどうなるのか、興味を持ちながらアメリカを…続きを読む
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暫定税率日切れでガソリンが25円安くなる日
18日からの通常国会の争点はガソリンなどにかかっている暫定税率である。3月31日までに租税特別措置法改正案(租特法)が国会を通らないと、5年間と区切って延長さ…続きを読む
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環境問題は政治的な問題である -ポスト京都議定書の枠組み
2007年12月11日(火)エディター&ライター 平岩優 「ポスト京都議定書」の枠組みを話し合う国連の気候変動枠組み条約締結国会議がバリ島で開かれている…続きを読む