はりまや橋夜学会は9月9日で255回を迎えた。昨日のテーマは「女王の死」だった。商店街の空き店舗で始まり、広場のテント下、そして3年前からWaterBaseという場を得た。2年前からfacebookでライブを初め、2カ月前からはライブをユーチューブに切り替えた。過去の動画を随時、アップしている。

https://www.youtube.com/channel/UC-U7dMf8v62zfLQRLIM1aog

正直、「動画なんて」という意識が強かった。しかし、ここへ来て、動画の広がりを再認識せざるを得ない。再生される動画の90%はスマホである。萬晩報の配信は滞っているが、サイトへのアップは継続している。ライブ配信はほぼ毎週金曜日午後7時からである。ぜひ一度ご覧ください。

以下は、夜学会を始めるにあたり、facebookに掲載した文章です。

自由民権運動は維新後、高知に産声を上げた。多くの運動家、思想家を排出した陰に「夜学会」という学舎が高知県の各地に生まれたことは意外と知られていない。自由にものを語り、主義を主張するという幕府時代にはなかった風潮が突然、高知の地に生まれ、燎原の火のごとく全国に広まった。全国の自由民権を求める牛耳がこの高知県にフォーカスされた時代だった。自分たちが思う存分楽しむという高知の県民性はその時代に育まれたのだと考えている。1月23日から始める「はりまや橋夜学会」はその伝統を引き継ぐ試みである。 「自由は土佐の山間より出ずる」というスローガンをもう一度掲げる時が来た。ご支援をよろしくお頼み申す。

1月23日(金) 午後7-8時
はりまや商店街 秋山酒店斜め前の空き店舗
講師:伴 武澄
テーマ:高知から見る東アジア