14世紀のパンデミック 夜学会149

3月13日(金)の夜学会は開催します。
テーマ:
時間:午後7時から
場所:WaterBase
講師:伴武澄

1300年代、ヨーロッパでパンデミックが起き、人口の半分が減少する事態が発生した。ペストの大発生である。実はそのペスト菌は中国雲南省が発生源であった。モンゴルが台頭し、当時、雲南省を支配していた大理国に侵寇しペスト菌がモンゴル民族の征西に伴って、東ローマ帝国を介してイタリアにもたらされた。不思議なことに今回のパンデミックの発生源も中国でヨーロッパでの感染起点もイタリアとなったことである。ミラノ周辺には近年、中国人の移住が多く、中国との往来が最も頻繁な地域であったのだ。それにしてもかつてのシルクロードの終点、イタリアが習近平の一路一帯の終点だったということが歴史の不思議な一致をみるのである。

10年ぐらい前にNHKで北イタリアに中国人が殺到しているという番組を放映していた。ファッションの街、ミラノの中小ブランド業者に職を得て、メイドイン・イタリア・バイ・チャイニーズの製品が作り出されているという内容だった。イタリアで新型コロナウイルス感染が急拡大しているというニュースを聞いて、かつてのこのニュースを思い出していた。
ネットで検索するとプラートという繊維の街では温州商人が同様に移り住み、巨大なチャイナタウンを形成しているということも分かった。イタリアでまだ警戒心が薄かった旧正月前後にイタリアと中国の往来ラッシュが続き感染が拡大した可能性が高いのだ。ちなみに温州は中国で武漢に次ぐ感染者を記録している都市なのだ。

米英独での予測を総合すると、ワクチンなど予防策が出てこない限り、人類の40-80%が新型ウイルスに感染する。感染しても80%は無発症か、ごく軽症のまま終わる。感染者のうち残りの20%(人類の12%前後)が中程度から重篤に発症する。中程度以上の発症者の25%、つまり人類の3%前後、感染者の5%前後は入院が必要になり、入院者の10%(人類の0.3%)が死亡すると、米国病院協会 (AHA)の非公式予測の報告書に書いている。致死率は人類の0.3%、感染者全体の0.5%ほどになる。

伴武澄 について

新聞記者を定年退職後、高知市へ帰り、旧鏡村でシイタケとクレソンを栽培しながら、はりまや橋商店街で毎週金曜日に露天を商い、その夜に「夜学会」を開催するスーパーおじいさん。
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