2018年を振り返る 夜学会111
第125回夜学会
2018年12月21日(金)午後7時から
はりまや橋商店街めろでぃー
講師:伴武澄
僕がはりまや橋商店街で木炭の露天商を始めたのがちょうど4年前になる。土佐山アカデミーの仲間と古い炭窯を復興させて炭焼きを始めたところ、西岡燃料店の店主に「おまんらぁ、売ってはじめての商いぞ」といわれて、露天商になった。 春になって木炭が売れなくなって、今度は鏡村の主の植田さんに「山菜を売らんか」といわれて、山で自然に生えているものを町で売る商売に転じた。山では土佐山アカデミーでの3カ月を含めて多くを学んだ。中でも竹細工での竹垣や門松づくりは得意の分野になった。それから「種」の持つポテンシャルについては驚きの連続となった。穀物として、たんぱく源として、油源としてわれわれは「種」なくして1日も暮らしていけないほどお世話になっている。 その間に同じ金曜日の夜に始めたのがはりまや橋夜学会である。今回で125回になる。延べ1000人以上の人が参加してくれている。4年間、山の仕事と町の仕事を掛け持ちしている。今回のFBでの告知は2日間で1200人のリーチがあったのだ。 新聞記者を35年やって、何でも知っているつもりだったが、どちらも60の手習い、知らないことばかりだった。夜学会の初めのころは新聞記者の続きで知っていることを話していたが、やがて話題につきてこちらも新しい分野を学びながら先生をすることになった。 さて、2018年は森友学園騒動に始まり、いつの間にか、外国人労働導入や水道民営化の法案が通り、防衛問題でも空母をつくるような話になってきた。
時事通信の10大ニュースは下記の通り。
1. オウム松本元死刑囚らの刑執行
2. 日産ゴーン会長を逮捕
3.財務省が森友文書かいざん
4. 西日本五黄、北海道地震、災害相次ぐ
5. 安倍首相、「2島先行返還」へかじ
6. 陸自「イラク日報」見つかり公表
7. 平昌五輪で最多メダル
8. 中央省庁で障害者雇用水増し
9. 働き方改革、外国人就労で関連法
10. 日銀が政策修正、金利上昇容認
はりまや橋夜学会2018年の主なテーマ
20180209金子直吉と樟脳
20180302働き方改革の欺瞞性
20180330お茶の由来
20180406竹内明太郎と創業
20180420霞が関官僚の習性
20180518北朝鮮と向き合う
20180601委縮する日本
20180608外国人労働問題
20180615米朝サミット
20180907平成30年の経済
20180914ホスピタルと病院
20180921トレーラーハウス
20181012吉里吉里人と独立
20181019シニアカー
20181102明治を牽引した糸都・岡谷
20181109中澤寅吉の商い
20181116山尾志桜里の立憲的改憲を読む
20181123ゴーン逮捕のなぞ
20181207賀川豊彦と関東大震災
20181214なぜ水道民営化