19日、日銀が利上げを決定したが、為替は反応せず。小出しの利下げは市場になんらの効果ももたらさない。長期金利だけが一気に2%を突き抜けた。0.75%は1995年以来の水準だというから驚く。僕が日銀担当だった1991年の時、当時、公定歩合と呼んでいた政策金利は6.0%だった。円高が進み企業が悲鳴を上げ始め、日銀はどんどん金利を下げ、1995年には1.0%、0.5%にまで下げられたのだった。利下げによって経済が回復したとは思えなかったが、下げる余地がいくらでもあったのだが、その後、日本経済は金融機関が相次いで破綻、金融救済のため再び金利を上げることも出来ななった。

恐ろしいことに日銀は2008年(0.1%)から2024年まで1回も金上げをしていない。16年間。この間、10年はアベノミクスの黒田総裁が君臨していた。