市民クラブ伴武澄

1 市長の政治姿勢について
・令和6年度当初予算の編成に当たって,スクラップ・アンド・ビルドで何をスクラップしたのか。
・選挙公約にするからにはそれなりの考えがあったはず。
・今後,何をスクラップするのか。【市長】

2 高知市文化プラザかるぽーとについて
・115億円の修繕費を決めて,令和2年度から令和5年度にかけて文化プラザ長寿命化整備事業に約33億円使った。いったい何に使ったのか。100万円以下の修繕は業者の義務のはず。まだお金をかけるのか。【総務部長】
・昨年のリニューアルオープン後の大ホールの利用状況はどうか。【総務部長】
・来年度の運営等に係る費用3.4億円は決して小さくない。いかにお考えか。【総務部長】
・かるぽーとの利活用に関して第三者機関による事業評価(チェック)が必要だと思うがどうか。【市長】
・指定管理者の業務評価はどのようにしているのか。【総務部長】
・委員の構成がおかしい。半数は職員。しかも指定管理者選定に関わった総務部副部長や債務部副部長。
・平成19年度に行われた包括外部監査では18年度の実質収入は2億円。実質支出は建設債の負担を含めると13億円。大ホールの稼働率は70%前後かもしれないが、マンガ館の展示室の利用は日に数十人しかいない。公民館も50%未満。20年前のはりまや橋公園とかるぽーとをつなぐ高架遊歩道の建設はとん挫。ポツンと立っている文化プラザに将来性はあるのか。縮小する高知市には将来,県民文化ホールだけで十分なのではないか。【市長】

3 高知市卸売市場について
・取扱高の推移とセリ取引の割合はどうなっているのか。【農林水産部長】
・関連店舗の状況はお寒いかぎり。家賃の低減を含め,高知商業高校との連携など活性化のアイデアはないのか。【市長】
・来年度の歳出予算の内容はどういったものか。【農林水産部長】
・関連店舗棟の建替えは1989年。35年たっても事業債残債が約10億円もある。その理由は何か。【農林水産部長】(80億円)
・市場関係者の話では、「無駄な空間」と言っていた。かつて関連店舗で、ブティックや整体もあった。ワークマンが入りたい(卸でない)、散髪屋(毛が飛ぶ)コインランドリー、ラーメン屋(ガス・水道がない)
・1991年に500億円あった取扱高がいまや220億円。水産は300億円だったのが、70億円だ。エースワンやサンシャインは須崎まで買いに行っている。もはや高知市場は高知市民の台所ではなくなっている。
公設公営,公設民営,民営化など,他都市における卸売市場の運営方式の動向はどうか。民営化など,他都市における卸売市場の運営方式の動向はどうか。藤沢市は数年前、市場そのものを民間に売却した。一般会計からの繰り入れはなくなった。空き地に国分の巨大な物流倉庫が入った。セリはなく、売買は相対で前日に決まる。高松市の卸売市場にある「うみまち商店街」は高知と同様シャッター街だったが、4年前からの関係者の汗によって市民の人気スポットに生まれ変わった。水産部は民間活力の導入で再整備する計画だ。【農林水産部長】

4 自由民権記念館について
・シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社は高知市に営業所を開設したのか。【総務部長】
・シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社の高知営業所の責任者はどういう立場の方か。【総務部長】
・やればできるのに!
・シダックスは3月いっぱいで非上場企業となり、オイシックスの傘下に入る。指定管理の問題は株主の大幅変更が起こりうるということである。万が一、外国企業の傘下になったらどうするつもりか。
・自由民権記念館長は名前だけ,権限がないのはどうしてか。【総務部長】
・民権150年記念事業について,市民への告知がほとんどない。「らんまん」や「あんぱん」などNHKに依存した観光事業だけでなく、高知市独自の企画をもっと考えなければいけない。市長の5日の報告でも一切触れられていない。デカレンジャーなどどうでもいい。本気で取り組んでいるのか。高知市はどう考えているのか。【市長】

5.西敷地について
答弁はいらない。昨年の8月の報告では暫定利用に芝生の案があったはず。多くに人はカラーアスファルト案に不満を持っている。6月補正ではオープンが大幅に遅れる。1年もそのままにするのか。僕が提案した、市民参加の整備。1平米の高麗芝は600円程度。芝代にして150万円。これも市民に買ってもらえば予算はいらない。芝刈りに経費がかかるというが、機械で刈れば1日かからない。10万円もあればいい話であろう。年に10回も刈ればいい話だ。

それからDXより重要なことがある。自由民権記念館では外国語による説明が一切ない。高知が誇る歴史の中で一番なのは民主主義の発祥地であることではないか。