クレソン生産が最盛期

3月11日、春クレソンの収穫を始めた。約1カ月、一日おきに鏡地区に収穫の行く。朝早い時は午前6時に家を出る。朝日に輝くクレソンが愛おしい。40から50束のクレソンを袋詰めにしてWaterBase店頭で販売している。お得意様は100人は下らないと思う。お客さんとのクレソン談義も楽しい。一番売れたのは2日で4300円の収入になっている。このほか、週に2回、NPO「土といのち」に納品している。多い日は20束以上の注文がある。3月末に東京へ行った時、お土産に持参して喜んでもらった。郵送による販売もしたいが、傷みやすいのでなかなか難しそうだ。

1束=100円だ。みんな「安い」と言ってくれる。僕も安いと思う。何年も前に決めた価格だから、今も100円のままだ。そもそもクレソンを扱っている店はほとんどない。百貨店などでは驚くほど高い値段がついている。僕にとって、クレソンは種もいらない、肥料もいらない、生産費はほぼゼロの商品であるのに、なぜそんな値段がつくのか不思議である。

一日おきに行く立ち飲みバーにはいつもクレソンを持参する。お客さんに食べさせてファンを増やしたいからだ。ほとんどの人がクレソンはステーキのつまみ程度にしか考えていない。バクバクたべてもらえば、味もわかる。ママさんはクレソンは苦手だと言っていたが、今では束のまま折り畳んで口に放り込むほど好きになってくれた。実はクレソンはお酒のつまみとしても悪くない。そのバーではマヨネーズに醤油をたらして食べている。

お客さんに聞かれるのはクレソンの食べ方だ。ドレッシングをかければそのままサラダになる。焼いたベーコンを乗せればぜいたくサラダとなる。おひたしにしたり、おしらえにいれる人もいる。僕が好きなのは豚しゃぶにホウレンソウの代わりに入れて食べることだ。脂っこい料理には必ず合うはずだ。

クレソンは基本的に夏の暑さに弱い。5月に花が咲くとそのまま勢いを失って枯れてしまう。でも9月になるとまた生え始めて、そのまま冬でも収穫できる。霜が降りると紫色に変色するので美しくなくなるので、ビニールをかけて栽培する。そうすると夏を除いてほぼ通年収穫ができるのがすごいところだ。

伴武澄 について

新聞記者を定年退職後、高知市へ帰り、旧鏡村でシイタケとクレソンを栽培しながら、はりまや橋商店街で毎週金曜日に露天を商い、その夜に「夜学会」を開催するスーパーおじいさん。
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