2月14日(金)の夜学会
テーマ:スマートシティー都市計画
講師:村山和彦
時間:2月14日午後7時から
場所:WaterBase(旧小谷陶器店)

東南海地震の被害で発生する不良債権は220兆円と試算されている。リーマン・ショックの不良債権の3倍です。
死者数を指数とすると、全体では東北の20倍の被害でその1割を高知県で被る。東北の被害の2倍に相当する。高知県では一人当たりの被害密度は東北の14倍で、第二次世界大戦時と同等の被害を一瞬にして受ける事になる。
東北では毎年復興予算5兆円を9年間費消しているが、同等の復興をするには年間で100兆円を必要とする。国家予算に相当する。仮設住宅は5万戸を半年で建設したが、東南海では100万戸必要、建設するだけで5兆円必要。工事期間は10年を要する。平時に事前復興をして、財政負担の平準化をしなくてはならない。
平に言うなら、【被災してからでは予算獲得がむつかしい。平時の予算で事前復興をしよう。】そのためには早急に縮小の復興スマートシティー計画を推進しよう。被災してからではろくな計画が出来上がらない。