シニアカーで町づくりを!

 先週、金曜市にシニアカーでツーリングに来た一団があった。南の風診療所に通う高齢者だった。それをみて次々とひらめきがあった。まず、かっこいい。時速6キロまで出るので人間の速足ぐらいのスピードが出る。ちょっとコンビニまでにちょうどいい。何もシニアに限定しなくとも市民や観光客の足代わりにもっと使われていい。

 問題は価格、スズキの製品が一番多く売れているそうだが、35万円もする。介護用品として認定されているからで、性能的にみて補助動輪付自転車並みだからもっと安くつくれるはずだ。

 試乗がしたくて、診療所のスタッフにお願いしたら、18日に実現した。乗り心地はすばらしい。「あんなもの危ない」としきりに言っていた60歳代の男性は何度も乗って「こりゃえい」とご満悦だった。自動車免許返納者に安く乗れる制度をつくったらいいというアイデアもすでに出ている。シニアカーで渋滞がおきるくらい普及したら面白い街づくりができるかもしれない。

 英語ではmobility scooterというらしい。日本の場合、道交法で「原動機を用いる身体障害者用の車いす」と位置づけ、車体の大きさは長さ120センチ、幅70センチ、高さ120センチ以内。歩道を走るため速度も6キロが最高となっている。イギリスの場合、制限速度は道路は8マイル、14キロ。歩道はその半分の4マイル。お国によって違うのだ。

 夜学会で話をしたら、とにかく一台購入してみんなで乗り回してみようということになった。ホテルでのレンタルは実現できそうだ。価格は35万円と安くはないが、1日1000円であれば1年で元がとれる。

伴武澄 について

新聞記者を定年退職後、高知市へ帰り、旧鏡村でシイタケとクレソンを栽培しながら、はりまや橋商店街で毎週金曜日に露天を商い、その夜に「夜学会」を開催するスーパーおじいさん。
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