突然、外国人労働解禁を発表した安倍政権
6月8日(金)午後7時から
はりまや橋商店街イベント広場
講師:伴武澄(萬晩報主宰)


政府は5日に決定した「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)の原案で新たな在留資格を設けることを明記し、は外国人労働者の流入拡大を認める方針を示した。対象を実質的に単純労働者の領域にも拡大し、50万人超の受け入れ増を見込む。外国人労働者の受け入れに関し、専門職に限定していた従来からの方針を事実上、大幅に転換することになる。
韓国は2004年にすでに外国人による就労を解禁しており、15年も遅れての導入になる。外国人労働の是非をめぐってはこれまで何度も議論があったが、今回は大した議論もなく「骨太方針」に盛り込まれた。日本の労働市場にとって大きな転換点となるにもかかわらず、多くのメディアでは地味な扱いだった。この大転換はどういう意味を持つのか、みなで考えたい。