3月30日(金)の夜学会を開催します。

時間:3月30日午後7時から

場所:はりまや橋商店街イベント広場

テーマ:お茶の由来

講師:伴 武澄

中国で喫茶の習慣が生まれて2000年以上が経つ。日本ではどこでも食堂で無料で提供されるほどの普及であるが、かつては皇帝への献上品で、より高価な茶葉が珍重され、イギリスは茶への支払いのため、アヘン輸出が始まるなど歴史を揺るがすほどの飲料品となった。維新後の大日本帝国は茶を絹に次ぐ輸出品として国益を図り、アメリカ独立戦争も本国による茶の課税から戦いが始まった。生産地は世界に広がるが中国とインドが中心。温暖な気温と適度の湿度が不可欠であるため、緯度の高い国々での栽培は難しい。日本の茶道は独特な文化として続いている。