4月6日(金)の夜学会は開催します。

テーマ:竹内明太郎と創業魂

時間:午後7時から

場所:はりまや橋商店街イベント広場

コマツの創業者は高知の竹内明太郎。吉田茂の兄。DATSUNのDATは国産自動車にかかわった3人の名前のイニシャルで。Tは竹内のTである。建設機械の大手コマツやDATSUNの創業に高知県人がかかわっていたのは驚きである。 しかし、黎明期の工業社会では、各地に創業魂にあふれた人物が多く存在したことを知るべきであろうと思う。昨年、日頃世話になっている自動車屋、鶴亀モーターの社長はもう80歳に近いのだが、戦後まもなく創業したころは、バイクを売っていたそうだ。売れたのはホンダでもヤマハでもない。地元高知でエンジンからつくっていた山崎製作所のブルーバードというバイクだった。「日産のブルーバードは実は山崎のぱくりなんだよ」と教えてくれた。「これはよく売れたんだが、何せ高知は市場が狭かった。瞬く間にホンダやヤマハが主流になってしまった」