11月24日(金)の夜学会のテーマは「日産の不正検査の真相」です。
場所ははりまや橋商店街、
時間は午後7時からです。


日本の法律では、公道を走る自動車は本来、一台ごとに「車検」が必要。昭和26年に始まった制度で、当初は自動車そのものの性能が悪かったため、定期的に国による検査が必要とされ、それなりの意味があった。やがてメーカーが大量生産する自動車は「型式認定」を取れば、メーカーの検査員による検査で出荷が可能となり、2年目以降の車検についても民間車検が国による車検を代行できるようになった。検査を行うのは主任検査員といって、メーカーが任命し、国の研修を得た整備士が行うこととした。今回の日産の問題は「資格」を持たない人員が検査したことで法令違反ではあるが、高度に進化した各社の製造工程で果たして「車検」の上乗せが必要なのか。本来はそこまで議論が発展しなければならない問題なのだ。