直流と交流 夜学会023

9月4日(金)のテーマは「直流と交流」

普段、わたしたちが使っている電気は交流である。しかし、エジソンがニューヨークで電気事業を起こした時、使ったのは直流だった。エジソンは蒸気機関で発電し、自ら発明した電灯をともしたが、問題は長距離の送電が難しいことだった。フランスからエジソンの会社に入社していた天才的技術者、テスラは交流の使用を提言したが受け入れられなかった。

テスラは、別の会社に移ってナイアガラの滝で発電した電気を交流でニューヨークに送電し、時代は交流の優勢が認められたが、。直流と交流の論争はしばらく続いた。

それから百数十年、多くの家庭で太陽光発電が行われるようになり、再び直流の見直しが始まっている。電灯は直流でも光り、モーターも両方が使われる。もともと直流モーターの方がエネルギーの動力への変換率が高い。テレビなど電子製品はすべて交流を直流に変換して使われる。使う側ではどちらでもいい。交流が有利なのは「送電」だけである。大規模送電が不必要になるなら家電製品は直流で動かす方が効率がいい。返還によるエネルギーロスは5%内外といわれるから、決して小さくない。

20年後、電気は直流という常識になっていたとしたらおもしろくないか。

伴武澄 について

新聞記者を定年退職後、高知市へ帰り、旧鏡村でシイタケとクレソンを栽培しながら、はりまや橋商店街で毎週金曜日に露天を商い、その夜に「夜学会」を開催するスーパーおじいさん。
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