山菜の後は青竹の器 つれづれ露天商

6月5日、露天商の悩みは山に売れる山菜がなくなってきたことだった。栽培したものを売るつもりはあまりないし、請け負って売るのはもっとやりたくない。

ひらめいたのは青竹。今年のタケノコはすでに人間の背丈の何倍にも育っている。竹林でひときわ鮮やかな青色をみせている。こんなものが商品になるか、とも考えたが、季節感を感じさせるのは青竹しかない。そもそも竹は、花瓶や竹器、おちょこや銚子に使われている。

鏡村から切り出した青竹を電ノコでカットしたらできあがり。切り口から水がどんどんしみ出たため、2日間陰干しにし、1個100円で売ることにした。ほと んどは形を崩すことはなかったが、2個ほどは割れが入った。問題はいつまでこの青さを保つかだが、何の保証もない。季節の器として1カ月持てば上等なので はないかと思っている。

商店街のメロディーのマキさんが、大量に買ってくれた。焼き鳥の人が串入れにと5個注文してくれた。竹器は高さ7㎝に、コップ風は11㎝に統一したが、それぞれに使い勝手がありそうだ。近所の喫茶店のママは灰皿にいい、小さな鉢植え入れにもいいといろいろアイデアをくれた上に、約10個ほど店内に展示してくれている。

値段が値段だけに、品質保証はできない。それを承知の上で購入してくれ、予約してくれる人が大勢いたのが嬉しい。(写真手前の花瓶の花は同じ露店の花屋から買ったものだが、「花瓶ごとご購入いただいた)

伴武澄 について

新聞記者を定年退職後、高知市へ帰り、旧鏡村でシイタケとクレソンを栽培しながら、はりまや橋商店街で毎週金曜日に露天を商い、その夜に「夜学会」を開催するスーパーおじいさん。
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