よさこい 最高潮(朝日新聞)
今年のよさこい国際交流隊には高知工科大学が招待したYosakoi summer seminarの大学生たち28人が参加した。中国瀋陽工業大学、タイの日泰工業大学の学生13人、それに留学生を含めた工科大学の学生15人が加わり、我がチームは創設以来初めて100人を上回った。人数面で一流チームの仲間入りをしたというわけだ。
瀋陽工業大学、日泰工業大学ともこれまで留学生の受け入れなど交流の深い大学。交流をさらに拡大するため、よさこい踊りへの参加を中心に室戸ジオ・パーク見学、地元高校との交流など多彩なプログラムを組んだ。
参加者には「高知が最初の海外」という学生もおり、約10日間の高知滞在でほとんどが「高知大好き」になってしまい、帰国時には涙、涙のお別れとなったというからこの招聘事業は大成功に終わったのではないかと思う。
よさこい 最高潮(朝日新聞)
第59回よさこい祭りは11日、本番2日目を迎えた。高知市内は曇り空だったが、17カ所の競演場・演舞場は、踊り子と観客の熱気に包まれた。2日間の審査の結果、最優秀のよさこい大賞は2年連続で「とらっく」が受賞した。最終日の12日には全国大会がある。
外国人メンバーが多い「響よさこい国際交流隊」で、中国とタイから来た大学生計13人が笑顔で踊っていた。外国の学生に高知の文化を知っ てもらおうと、高知工科大(香美市)が初めて企画。瀋陽工業大4年の周洪盛(チョウ・ホン・シェン)さん(22)は「よさこいの情熱が印象的。自分も踊っ て若返った気がする」。泰日工業大4年のタナパンさん(21)は「みんな一生懸命に踊っていて、楽しかった。高知が好きになりました」と話した。
12日の全国大会では、高知城や中央公園などの4会場で、県外46チームと入賞チームが踊る。(竹山栄太郎)
【写真】「響よさこい国際交流隊」に加わり初めてのよさこいにチャレンジする外国人学生たち=帯屋町演舞場