森野榮一氏講演会のお知らせ
経済社会の先行きが不透明だ。大坂の米商人でもあった山片蟠桃は「経済ハ民ヲシテ信ゼシムルニアリ」と語った。しかしいま人々の将来への確信・長期期待の状 態は弱い。実価を知らずに相場をはる人々に反省を迫ったのは石門心学者の柴田鳩翁。大蔵永常や佐藤信淵の実学も今日的だ。今こそ日本近世における実学の先 達たちから大いに学びたい。
テーマ:「今こそ民間の知力を! 日本近世の経済論から学ぶ」
講演者:日本東アジア実学研究会会員 森野榮一氏
日時:3月21日(日)14時~16時(終了後懇親会有、参加費別途)
主催:財団法人国際平和協会
場所:大田区消費者生活センター:第六集会室
http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/seikatsu_center/index.html
会費:お一人様、2000円(先着30名様まで、領収書発行可能)
幹事:津田慶治、園田義明
お申し込み:氏名、メールアドレス、懇親会参加の有無をご記入の上、こちらまでメールでお願いします。
fuku41@mail.goo.ne.jp
<森野榮一氏プロフィール>
経済評論家、ゲゼル研究会代表、日本東アジア実学研究会会員。1949年、神奈川県生まれ。國學院大學大学院経済学研究科博士課程修了。著書は、『商店・ 小売店のための消費税対策』(ぱる出版)、『エンデの遺言』、『エンデの警鐘』(共著、NHK出版)、『だれでもわかる地域通貨入門』、『なるほど地域通 貨ナビ』 (北斗出版) など多数。1999年、NHKBS1特集「エンデの遺言」 の番組制作に参加。その後、町づくりのアドバイスや地域通貨の普及活動に努めている。