東雲色 曙色 紅掛空色 紅碧
 紀伊田辺の友人のブログがおもしろい。以前に1回紹介した「ほんまかい通信」。
 一昨日、「七福神の没落」とタイトルして4月から始まった「メタボ検診」をおちょくっている。「よけいなお世話」とコメントしたら、返事があり、二度ほどの応答となった。その応答がおもしろかったのでコピー&ペーストしたい。

紫竹庵人 :

そうなんだ。
これは「よけいなお世話」ということ。
余計なお世話だけならまだいいが、
検診にはお金がかかる。
目的は医療費削減だが、
確実に医療費(検診費を含めると)増大の原因になるはずだ。

最近、多いのよね、この余計なお世話。
たばこカードもそうだし、
自転車の3人乗り禁止もそうだ。
2008年4月22日 10:41
エビノキユウイチ :

「よけいなお世話」多いなあ。
買い物をするたび、「ポイントカードをお持ちですか?」と訊かれる。
持ってません、と答えると「お作りしますか?」
いらないから持ってないっちゅーの。
本屋さんで本を買うたび、頼みもしないブックカバーをかけてくれる。
文庫本にまでかけてくれる。
ブックカバーのかかった本を本棚に並べて、
自分の読みたい本をどうやって見つけるのだろう?
他の人は邪魔にならないのだろうか?
『どん兵衛天そば』を食べようとして、
ふたを開けてびっくりしました。
麺の中央にくぼみがあって、
名前が「たまごポケット」
このくぼみに「生卵をそっとのせ、スープを入れ、
熱湯を白身に回しかけながら内側の線まで注ぐ」のだそうだ。
ほとんど感動しました。
「よけいなお世話」と「至れり尽くせり」は紙一重かも知れません。
税金でこれをやろうとするから、
財政が破綻するのでしょうね、きっと。
2008年4月22日 17:40
紫竹庵人 :

はい。
たまごポケットは知りませんでした。
まさにこれです。
日本製品は緻密で使う人への配慮はすごいのですが、
みんな本質的な性能・機能ではないのです。
そんなところにばかり、開発の力が注がれているのです。

ビールなんて、毎年なんであんな数の新製品を作り出すのか。
新製品はコンビニに置いてくれるけど、
売れなくなったらおしまい。
そんなことの繰り返しはあほです。
エネルギーとお金の無駄です。
バドワイザーを見なさい。
何も変わらずずっと同じです。
2008年4月22日 20:36
エビノキユウイチ :

たしかにビールの種類は多すぎます。
消費者の選択能力を超えている。
本来ビールの売り上げを伸ばすはずだった努力が、
逆にビールの陳腐化に貢献し、
消費者のビールに対するロイヤリティを低下させたりする。バカです。

たばこカードの問題もそう。
未成年者に煙草を吸わせたくないのなら、
未成年者が煙草を吸う滑稽さをコンテンツにして見せてあげることが一番有効です。
かれらはかっこいいと信じて煙草を口にするのですから。
健康被害をいくら教えても無駄。
磁気カードの読取装置に数百億円も使うなど論外です。

自転車の三人乗り禁止も情けない。
なぜ安全な三人乗り自転車を開発しようとしないのだろう?

最近一番気になるのは、原子力発電の再評価です。
まるでCO2削減の切り札みたいに扱われたりする。
これ議論のすり替えですよね。
発電所を増やす前にやるべきことがいくらでもあるだろーがと言いたい。
日本人は頭が悪くなったのでしょうか?
2008年4月23日 02:46