執筆者:伴 武澄【萬晩報主宰】

【橋本首相を評価する日が来る】毎回興味深く読ませて頂いてます。この国全体が陥っている借金漬けの体質は救い難い状況に見えます。火だるまとなって財政再建を目指して選挙で大敗し、燃え尽きてしまった前橋本首相を引き擦り降ろしてしまったのは他ならぬ我々有権者自身なのです。
遠くない将来に橋本首相の目指した政策が財政破綻の反動として評価されるであろう事を予言しておきます。タコが自分の足を餌にするような愚挙が続く果てに何があるのか長い間疑問に感じていましたが、物心ともに近眼の小生にもおぼろげに見えてきました。伴氏の憂える通貨不安とハイパーインフレですね。
ハイパーインフレは敗戦直後にあったやに聞いてますが1953年生まれの小生にはピンと来ません。通貨不安については、以前に南米の国が通貨不安に襲われた経緯があったように記憶していますが、それらの外国の事例などから財政破綻の具体的な姿を見せてもらえないでしょうか。氏の鋭いペン先に期待しております。(大山政典)

【円高で潤う企業に注目したい】日本丸が行く方向は? 国債、民間の不良債権を始末、整理するため?日本政府はインフレを起し、再度バブルを企画しているとしか思えませんが?われわれ小市民が生活を守るためには、いかに自己防衛をすれば良いのか?
国債を大量に起債されることにより、基本的に金利が上昇し、一時期は円高に行き、円高の恩恵を得る企業は円安より多いように思います。円安の恩恵をこうむる企業は、大手企業だけと思います、円高により潤う企業の内容に注目してみてください。
今回の不況の一部は90円の円高から、140円の円安に振られ、市場は不況で為替の差額を販売価格に転嫁できず、リタイヤした業者は大半が中小企業でしたし、生活関連の消費財取扱い業者であった。この影響は大変に大きかったように思いますが?
円安で恩恵を受けた業者は、恩恵を内部保留したように思います、円高の恩恵を受けた業者は大半が吐き出したように思います。本来円高は喜ぶべきことなのに、日本政府は大手企業の為に税金を使い円安にする事が問題にならないのが不思議です。(東谷)

【国民の論議を喚起してほしい】国債が国を滅ぼす、といった類いの本を至急発行され国民の論議を(関心)喚起させて頂きたいです。不安から目をそらしてはいられない気持ちです。(横田昌樹)

【借入金は収入では?】いつも楽しく読ませていただいています。突然のお願いで申し訳ありません。

民間企業が「収入の部」に「借金」の金額を盛り込んだとした

ら間違いなく社会的失笑を買うだろう。家計とて同じことだ。と

ころが大蔵省の論理ではこの「赤字」が「収入の部」に計上され

ているということなのである。

この部分が少し説明不足なので、補足していただきたいのです。通常の家計簿や企業の貸借対照表にはきちんと収入の部に「借入金」の項目があると思うのですが。借金は収入の部門だと思います。
予算で入ってくる金で何が出来るか?を考えずに自分たちのしたい事を列記して、それに借金で合わせるという予算の作り方をするならわざわざ収入を支出を合わせる必要がないと言うのなら分かりますが。収入を基礎に予算を計上する場合は収入と支出があっていないと困ります。
それとも僕の認識で何処か間違っているのでしょうか?誌上でも構わないので説明お願いします。それではこれからも含蓄ある紙面楽しみにしています。無礼お詫びいたします。(たる 神戸市)
【萬晩報】お返事します。企業会計の貸借対照表(バランスシート)上では借金は「負債の部」に計上します。

収入とか支出は会計年度内でのお金の出入りですから、損益計算書に計上されます。その差し引きが「当期損益」です。収入が足りないときは「損失」つまり「赤字」となります。
この場合、その年度に借り入れた金額は損益計算書には直接計上されませんが、赤字になった場合、蓄えのない企業はどこからか借金していることになり、バランスート上の負債の部のどこかにその金額が出てきます。
借金の形態の一つである未払い金は取引先に対する借財で支払い手形は間接的に銀行に対する借金となります。(伴 武澄)

【やはりハイパーインフレか】政府の国債発行については、以前から不信に思っていたのですが、やはり赤字の付け回しだったのですね。このまま行くと、財政破綻→円の信用失墜→スーパーインフレという展開になるのでしょうか。もし、頭の良い高級官僚の方々が、財政赤字、不良債権などの最高の解決策としてこれを考えているのでしたら、恐ろしいことです。無意味な穴掘り仕事で荒廃した国土で、途方にくれるのは、我々市井の人々なのです。せめてもの対抗策は外貨預金などを通じて、少ない財産のリスク分散を計ること、あるいは、この国を見捨てて海外へ出て行くことなのでしょうか。後者の選択は、この政府によりかかっている人たちを見返すには絶好とも考えられますが、故郷がなくなるのは許しがたいことだと思います。(愛知県 宮島朗)

【ありがとう】今日もわかりやすい記事をありがとう。私も、全くその通だと信じています。今後の記事にも期待します。(東京都 吉田寛)

【借金は借金】伴さん。菊池 at Vancouver です。毎度 気持ち良く拝読させていただいております。今回の「国債発行」に関する 貴意は私も前から指摘しているところです。会計のバランス・シートは少なくとも自由経済社会で共通するものがあります。これに準じて報告されなければなりません。商法でも「社債」は「負債」の項に入ることに成っているとおもいます。「借金」は「借金」とはっきり言わなければ 後継者がまごつきます。では お元気で。(Vancouver 菊池とおる)

【景気対策は行政の圧縮で】初めて、お便りします。実際これらの話になると、頭に来て言葉が出なくなってしまいます。政府のばらまき税政には呆れて物も言えない状態です。減税の財源にしても、長銀の救済資金にしても、いくらでも財源が在ると思っているような、あるいは「無能」としか言えないような「目先の変化しか期待できない」政策が罷り通っている。赤字決済の付けは誰が払うのか?
ODAにしたってそうだ、実際に困っている人の所には何割が届くのだろうか。景気刺激の為の地域振興券は効果があったと考えているのだろうか?(国民の大方は効果など無いと認識している筈です)
先日の文には、「小渕首相に国債の連帯保証人を」と言うものがあったが、全く同感である。国民の税金を使って(あるいは、今後の税負担となるもので)ばらまいた金額とその効果を比較し、はっきり国民に示して欲しいものだ。
まじめに働いて、黙って税金を取られているサラリーマンとしては、どうやって鬱憤を晴らせば良いのか、脱税ぐらいしてみたくもなる。国民としての意志表示の場は選挙にしか無いのだが、政治への批判票の投入は選挙権を得てからずいぶん継続してきたが、効果を上げていないようです。政党も政府批判が弱い。どこも確たる方針を持っていないように見える。
本来は、景気対策は行政の圧縮(経費節減、民営化促進、国政の軽量化)によってなされるべきであるとおもうが、予算を立てるのが、役人では一向に改善されることは期待できない事なのかも知れない。地方の予算にしてもそうですが、一旦掴んだ予算は絶対に減らさない。無駄と知っても使わなければ損だ。という風潮がある。(これは、会社の中でも在ることはあるのだが)
こんな日本の現状を見ると、なんて馬鹿な国民が多いのかとウンザリするが、少しでももがいて、少しでいいから納得出来る方向へ政治を向けて行きたいと思ってます。萬晩報を応援しています。さらに論調を強めて、もっともっと啓蒙の輪が広がってくれることを祈ります。(千葉県 大和久芳治48歳)

【100円、500円紙幣について】萬新報の記者に登録しながら無沙汰をして居ります。さて日本では馬鹿の様に2000円札の発行が紙面を賑わせて居ますが一般国民はあまり関心が無くかえって使用の間違いを心配しております。
そこで、何故百円紙幣、五百円紙幣を発行しないのか?手間がかかる、コストが高いなど言われますが米ドルは35%以上が1ドル紙幣です。ユーローでも500から発行しています。
今後の日本が発展途上国に目を移したとき、1000紙幣は大金です。貨幣価値として10倍、50倍に匹敵する地域も有ります。チェンエン、チェンエン(千円)と物売りが叫ぶ東南アジアの民衆には1000円は大き過ぎ、月給の何倍にもなる価値有る紙幣です。1000円では彼らは釣り銭すら持ち合わせて居ません。例えば100円の菓子を買うために五万円の紙幣を出すようなものです。
少なくとも100円・500円紙幣を発行する事により途上国に円が浸透して、円の力も強くなり何兆円と言う「円」流通の力が生ずる筈です。或る日銀の責任者、経済研究所の先生に尋ねても考えが至らないようですが2000円紙幣を発行する前に至急検討すべきでは。
今回の台湾の地震に対してドネーションの準備をしたところ、日本円でなく米ドルで送金を要望されました。矢張り、日本円は紙幣が1000円以上のため円の力が不十分で不便なことを実感させられました。
小額紙幣の発行は「円」を強くするための最大の武器であり、世界経済に浸透する為に少々のコスト的負担があっても其の力は絶大と思いますが。日本国内のコップの中の景気、不景気を論ずる以前の問題と思います。何とか此の状況を至急発信して見る必要は有りませんか。穿った見方をすれば米ドルを保護するための100・500円発行停止としか考えられませんが。(山岡正嗣)

【与党が全員連帯保証人になれ】日本の世の中も経済も何かおかしい、まだ膿をだしっきていないこれは与党の政治家全員が連帯保証人になれば良い、絶対そうすべきだ。(Kagawa Kouichi)

【日米産業振興策の違い】いつもメールマガジンを読ませていただいております。都内に勤めている加賀と申します。
今度の国会は「中小企業国会」と言われ①景気停滞で経営の苦しい零細企業への年越し対策②日本の次世代を担う新規ベンチャー育成による経済の「新生」が目玉とされているとの事です。ご指摘のように、公共事業については、「15ヶ月予算」の名の下に年度内の消化不良をうやむやにしてしまう目論見のようです。
さて、私が指摘したいのは、「経済の刺激策として従来型公共事業にいったいいくら投資したら効果があがるのか?」という点です。換言すれば、「何十兆円ものお金が、無駄に消えていった上に、本当に必要な投資がなされていない。」ということです。
アメリカの産業振興策として、最近注目されているのが、「大都市型産業振興策」です。特に、情報通信関連の産業を、大都市で振興させようというまことに理にかなった方策を官民一体で講じています。「シリコンアレー(横丁)の作り方」エコノミスト 99.11.23 60-61項
日本は、長野県丸子町、岐阜県大垣、岡山、高知、大分、沖縄等、大物政治家のお膝元などに、マルチメディア振興と称して100億円規模の大型設備を建築し、閑古鳥が鳴かせています。
東京都や大阪府でこそ、このような設備の整備と民間団体との共同による振興活動が行われるべきなのに、「都は当該分野で国の補助金を貰ったことがない。」との理由で、見送られています。
財政破綻目前だったニューヨーク市の場合、そんなに多くのお金を投資していないはずです。それで、多くの企業が興こり、また株式上場を果たすなど具体的効果を上げています。
従来型公共事業は、自民党の選挙対策とも言われて久しいのですが、それ一本に頼ることで、結果として大都市圏の自民党議員の全敗を自ら招いていることをそろそろ気が付いても良いのではないでしょうか?(東京都 加賀)

【庶民の通貨感覚がマヒする】同感です。更に言わせて戴くならばデノミの発想です。その目的は判然とせず、単に通貨の呼称のみ変えようとし、これに伴うバブルの尻押しに似た2000円札発行と同じ意味(非常に矛盾した内閣の独善行為)を持ち庶民の通貨感覚を麻痺させ多額の負債のごまかしを意図するものとしか考えられず、これによって生ずる社会的な不安混乱を無視した為政者の暴挙としか考えられません。小生は決して波風の立たない社会情勢を好んでいるわけではありませんが、全く国民不在の内閣としかいいようがなく、お人よしの表面的な態度で小手先で目の前のエサで人をごまかす慇懃無礼のやかたとしか思われません。(石巻市 千葉松次郎66歳)

【このようなメルマガが大切な時代】はじめまして。いつも楽しみに読ませていただいてます。今回の内容について思うところがありメールを送ることにしました。
公共事業による景気浮揚策自体がすでに動脈硬化を起こしていることを政治家や役人が知らぬはずもなく、ただ己の利権を維持するために国債をばらまき、税金を使っているとしか思えないですね。
私は別に左翼でもなく、むしろ現在の国力が安定する方がいいと思いますが、日本のマスコミが東南アジアや中央アジアでODA等に絡んで賄賂の受け渡しがあった話を取り上げると税金が無駄になったような気がするが、今回のような経済対策の内容では日本国内の方が実体はもっとひどいのではと思ってしまいます。
つぶした銀行と残した銀行の区分けもなんか釈然としないです。すべてのことは国家や国民全体のためではなくて一部の人のため行われているとしか言いようがないのではと考えている人も多いのではないでしょうか。
個人から多くの人に対してメッセージを送るこのようなメルマガが大切な時代なのかもしれません。今後ともご活躍を陰ながら応援させていただきます。(岬日出男)

【信用のない連帯保証人】[この際、小渕総理に国債発行の連帯保証人になってもらうしかない]こんな信用のない連帯保証人が付いているような債券を買う人っているのかしら?(太治信義)