執筆者:西本 延子【会社経営】

9月のある週末、宮崎県の都城でとてつもなく面白いものをみてきました。其れはこの5月にできあがったばかりの北泉橋ですが、驚く無かれバルセローナも真っ青な超楽しいオブジェとなっている橋なのです。橋の路上に画を描くという発想はあまり聞いたことがありません。都城出身の画家、又木啓子さんがデザインしたものです。あまりに感動して以下の手紙を都城市長に出しました。

岩橋都城市長殿。はじめまして。私は大阪市に住む会社経営者です。

実は都城出身の画家、又木啓子さんとスペインでおよそ20年ほど前に知り合ったことがあり、今回暑中見舞いで北泉橋のことにちょっと触れてあったのに興味を持って、福岡で行われた部下の結婚式のついでに足を伸ばしました。

正直言ってびっくりしました。失礼ながらこんな地方都市で、橋を物の見事にアートにしてしまうなんて。しかも立派に生活に密着した場面でです。正直感激しました。

又木さんは古い友達ですが、私は芸術とは全く畑違いの医療機の販売をしていますので、そんなに、彼女の仕事に詳しくありませんでしたが、これほどの夢のある仕事を成し得た彼女と市のパワーに脱帽してしまいました。

そして思わず、スペインのバルセローナの町を思い出してしまいました。バルセローナには聖家族教会で有名な建築家ガウディの作品が町の中に点在しています。公園のような公共建築であったり民間の住居であったり、その形や用途はさまざまですが、それゆえに町の個性となってそれぞれがバルセローナの町のランドマークとなっています。

この北泉橋をみてもっと他にもそんな夢のある建築やオブジェやアートがあれば九州、いや日本のバルセローナになるのではと思い巡らした次第です。

青空、川の流れ、水辺と田畑の緑、そして遊び心一杯のタイルワーク、元気のでる黄色を大胆に使い切って、さまざまの色と形のコラボレーションで、橋を歩く一人一人が亘り切るのガ惜しくなるようなこんな橋なら、私の町にもぜひ欲しいと思ってしまいました。

企業でも町でも同じだと思いますが、活性化とかアクティブに活動している源は情報発信、それも文化の発信をできるかどうかにかかっていると思います。これだけすばらしい橋を作り上げた都城市ならこの橋をきっかけに大きなムーブメント、俗にいう町おこし的なもの以上のものにすることも簡単なことだと思います。私も公私の分け隔てなくこの橋を大いに宣伝するつもりです。

又木さんは近くスペインへ帰られるそうですが、戻られた後こそあの橋を町のパワーで大いに活用するうでの見せ所ではないでしょうか。

まず持って、本当にすばらしいものをつくっていただいてありがとうございました。今後の都城市の発展を心よりお祈りしています。おいしいコーヒーショップもありましたし、又是非訪れたいと思っております。(大阪市 にしもと・せいこ)

西本さんにメールはSEIKO_NISHIMOTO@elk-nishimoto.co.jpへ