高知市9月議会。施設使用料アップの条例がいくつも上程されている。小生の属している厚生常務委員会では、健康福祉部所管の市内の健康福祉センターなど関連の条例を審議している。

事前に、施設運営コストを一からはじき出してそれに受益者負担率を乗じて使用料を決め、激変緩和のため50%以上の値上げはしないとの説明があった。

資料には条例の新旧対比が示されていた。じっくりみると現行の条例で「無料」となる対象者があるが、提案された条例では「削除」。つまり、現行制度では健康福祉関連の人が使用する場合、無料となっているのが、来年以降は原則、「有料」となる。

健康福祉部長の説明では「これまで健康管理部所管の施設ではほとんど使用料を取っていない」。ちょっと待て、これらの条例案は値上げではなく、無料が有料になるということなのだ。こんな条例案には断固反対しなければならない。