酒飲みの与太話である。誰もが近い将来、AIによる自動運転が実現すると考えている。機械が運転するのだから、飲酒運転はなくなる。機械が道路交通法通りに運転するからスピード違反もなくなる。駐車違反もあり得ない。そもそも免許証もいらなくなる。つまり交通警察は仕事がなくなる。警察の仕事の大半は交通の取り締まりだから多くの警察官は失職する。そんな時代には公共交通の概念も大きく変化するだろうが、自動運転が普及すると、高齢者もマイカー利用が可能になる。高齢者どころではない。子どもまでもが”運転”可能となる。国民がマイカーを一人一台で行動するようになると道路はマイカーで埋め尽くされ、渋滞の列ができてしまう。町の駐車場はどこでも満杯になる。やっぱり、公共交通はAIの時代になっても不可欠な存在なのだろう。