長浜小プール事故検証委員会の中内功委員長が第二回会合後、記者会見した。中内委員長は「可能な限り事故の真実を突き詰めたい」と語り、「再発防止策というより、一人の児童の死」に向き合う姿勢を示した。30日の会合は午後6時から開始するという変則的展開だったが、同日の会合の内容について、「ポンプ呼称のやりとり」「隣の南海中でのプール授業が決まった経緯」「2回のプール授業」「当日の事故の経緯」「検証委員会に到るまでの対応」について調査の対象について確認し、「100人近くの関係者からのヒアリングの抽出についても確認したとした。次回の会合は10月17日だが、引き続き非公開で継続する方針だが、すでに7回にわたりヒアリングを継続しており、これから「ペースを上げるよう努力したい」と今後の調査の方針についても言及した。

 今後の日程についても「3月に報告書という期日ありきではない。真相解明を優先する」との考えを示した。