問題はクルマ社会

高額なマイカーの購入費および維持費が家計を圧迫。クルマの価格自体も上昇。国民負担率(税金と社会保険料の合計)上昇に伴う可処分所得の低下。デジタル機器の普及など消費構造の変化。高度成長期~平成初期に新築した住宅の老朽化による修繕や建て替えの必要性。「若者のクルマ離れ」はじめクルマに対する意識の変化。昨今の物価高騰、ガソリン高騰。
⇒クルマの所有や維持に多大なリソースを割き続ける社会構造は早急に見直すべき! !
渋滞、土地の浪費、カネの地域外流出、高齢ドライバーによる交通事故など他にも問題山積!
公共交通の問題は決して学生や高齢者だけの問題ではない!現役世代にとっても今すぐ直面した問題!
このまま不便で使い物にならない公共交通を放置し続けたら高知は衰退の一途を辿ると確信!まともな交通機関のない地域に住みたいですか?企業進出したいですか?
少なくとも高知市都市圏のおいては「公共交通が充実しているのでマイカーなしでも生活できます!」と胸を張って
言えるようにしていきたい。「クルマなしでも生活できる、観光できる」、それは他の地方と差別化を図り、高知が元気
になる要である!

システムを見直す絶好のチャンス!

コロナ渦による需要減が公共交通、観光業界を直撃したが、終息が見えてきた今こそ公共交通を抜本的に現代に見合ったシステムに見直すチャンス!
欧米の交通政策を参考に、とさでん交通、JR四国、土佐くろしお鉄道、市町村営バス等の垣根を越え、運賃体系や情報案内を県内で統一する「公共交通運合(運輸運合)」の結成を!
運賃体系は手始めに、とさでん交通グループを対象に使いやすいものに刷新を!

具体的な改善案

・1円単位で距離に比例した運賃体系の導入「1日ごとに初乗り50円+ 1kmあたり20円」
・大人同伴での子供運賃無料(中学校卒業まで)
・値引き方式を定期券からポイント還元へ(月間利用金額に応じて3~20%還元)
・休日利用をよりお得に(月間利用金額とは別に20%還元)
・乗り放題パス、サブスクリプション(当初よりJR等も対象、高知市都市圏(1・2日券)、高知県全域(1~7日券)の2種類を用意)
・バス路線網をより分かりやすく、系統番号の見直し、パターンダイヤ化
・県内で情報案内を集約。一つのホームページ、スマホアプリ、冊子(時刻表)で情報発信

年間60~70億円で公共交通は十分便利にできる!

利便性の向上と公共交通従事者の労働環境向上には、とさでん交通の路面電車は年間20億円、路線バスは年間40~50億円程度必要。合計60~70億円であるが、都市圏の人口40万人で割ると一人当たり月に1200~1400円程度。先ほどの1kmあたり20kmの運賃を当てはめたら、月に60~70km乗れば運賃収入のみで維持可能。

公共交通立て直しに取り組む理念

1 . 自家用車不要な交通体系づくりで暮らしを改善2 . 子育てしやすい環境づくり

  1. 高齢ドライバー対策と
  2. 移住促進、人口減少対策
    5.. コロナ渦の高知観光をさらに盛り上げる! (車に乗らない層を新規開拓!)
  3. 公共交通従事者の労働環境向上
  4. SDGs、カーボンニュートラル