龍馬がもしこの時代にいたら… 夜学会 223
日時:12月17日(金)午後7時から
場所:WaterBase
講師:荒牧国晴(ハリー村長)
気がつけば、失われた20年が30年になっていた日本。なかなか国としてのビジョンが定まらない時代に、20代・30代を経団連、グローバル人財育成のベンチャーCOO、起業支援業と経験を積み、昨年移住してきた40歳の荒牧さんが注目しているのが、ここ、高知の可能性。
高知の県民所得は40位(2018年度)で、若年者人口の県外流出と高齢化が著しく進んでいる。本来、明治の英傑、坂本龍馬や板垣退助を生んだ土地。「自由は土佐の山間より出づる」という言葉があるように、独立・自由、気骨の気風がもっと発揮されていてもおかしくないのだが、大都市圏からあがる税収を交付金で受け取る仕組みが50年以上も続いているからか、日本をリードする動きは、その潜在能力に比して見られない。
しかし、高知には、類稀な大自然があり、純粋で温かい、日本ならではの共同体がまだ色濃く残っている。荒牧さんは、そんな高知を日本再生の起点にしたいと行動している。彼が描く日本のグランドデザインをお話いただく。
荒牧さんの構想は、高知にDashな村をつくること。土佐市の仁淀川河川敷にある畑は、夕日が綺麗でなかなかの風光明媚。フカフカの土は子どもたちが自然に触れるには馴染みやすく、毎月ひらく”畑活ピクニック”では、畑の有機野菜をつかって、一流の料理人が工夫をこらした、釜焼きピザがでることも。仲間も増えてきて、今後は井戸、かまど、果樹園づくりなど夢が膨らむ。
1年3ヶ月、日高村能津から土佐市まで30分以上かけて足を運び、高知の親子が”なんとかする力を育める畑”をつくりあげてきた。問題は高知では深い話しをする機会が少ないこと。「ならばおいしい食べ物から懐にはいりこむまで。」荒牧さんの言葉だ。
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