シャッターは日本語か 夜学会126
5月3日(金)、1カ月ぶりに夜学会を再開します。
はりまや橋商店街イベント広場
午後7時から
講師は伴武澄
高知市議選で「ちょっと待て! 水の民営化」を訴えるため約80日、帯屋町を歩いた。気付いたのはどの店舗も夜間や定休日にどうしてシャッターを閉めるのだろうかということである。せっかくの商品が見えないだけでない。街が彩を失う。シャッターを閉めるのはなぜ。防犯なら格子戸でいいではないか。いやいや、そうではない。戦後日本が生んだ商店の簡便な戸締りではないか。ヨーロッパの商店は基本的に休日には店を開かない。観光客には非常に不都合である。でも店の商品は格子戸越しに見える。そんな商品を翌日買いに行った記憶もある。たどり着いたのは金属製のシャッターを閉めるのは日本だけで、シャッターという概念自体が日本語ではないかということである。我が選挙事務所ははりまや橋商店街のど真ん中にあった。夜はシャッターを閉めずに事務所内には毎晩電気をつけて帰った。もちろん事務所の宣伝のためである。シャッター街はすぐ解消できる。まず夜間や定休日にシャッターを閉めないことから始めればいい。