孫文革命100年を迎えて、梅谷庄吉の再評価が進んでいる。以下は読売新聞記事

  【北京=加藤隆則】中国人権発展基金会と中国社会科学院近代史研究所は17日、北京で記者会見し、孫文と彼が主導した辛亥革命(1911年)を物心から支 えた長崎県出身の実業家、梅屋庄吉・トク夫妻の3人が一体となったブロンズ像を制作中で、9月には同県に贈呈することを明らかにした。
 梅屋は1930年前後、中国に計4基の孫文像を贈っており、革命100年記念として返礼の品が届けられることとなった。
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110817-OYT1T00850.htm
 像は等身大で、腰掛けた孫文の後ろに梅屋夫妻が並んで立ち、台座を含めた高さは2メートル、幅3メートル、重さは2トン。日中歴史共同研究委員会の中国側座長を務めた歩平・中国社会科学院近代史研究所長が発案した。
 元外務次官の吉佩定・同基金会副理事長は「我々は、相互理解、相互尊重、相互支持に支えられた2人の忘れがたい交流の歴史を通じ、さらに親密な両国国民の関係を築くべきだ」と強調した。会見には梅屋のひ孫、小坂文乃さん(43)も出席し、感謝の言葉を述べた。
(2011年8月18日01時09分 読売新聞)