1年半前のことである。北海道新聞に「職員ボーナス 1人360万円? 更別森林組合 総会で不満」 という記事が出ていて驚いた。日本の森林組合の話である。なんでこんなにもうかるのか? 組合って儲けは分担金として還付するのではなかったのか? 疑問 がたくさんわいてきた。PCを整理していたら古い原稿のコピーが出てきた。忘れないように報告しておきたい。(伴 武澄)

【更別=北海道新聞2007/06/01】十勝管内更別村の更別森林組合(高野佳秀組合長、206人)が昨年度、常勤の事務職員2人に対し、通常の給料の ほかに、1人当たり約360万円の期末手当を支給したことが31日、同組合総会で報告された。理事者側は「木材価格が高騰し、業績好調だったため」と説明 したが、一部組合員から「高額すぎる」と反発の声も上がった。 同組合によると、職員2人の給料は年間で計1084万円。このほかに1人当たり360万円 を3月に一括支給した。前年度の支給額は明らかにしていない。一部組合員から「利益が出たら組合員にもっと還元すべきだ」との不満が噴出。ただ、最終的に この支出を含む事業報告は承認された。 同組合の昨年度の売上高は、中国での需要増によるカラマツ材の価格上昇などで前年度比約1040万円増の約1億 7360万円。経常利益は同約780万円増の約1610万円と増加した。