きょう、岩手日報に一関発スーパーカーの話題が掲載された。モディという開発企業が開発した。なぜか地方の小さな企業が意欲を示している。

 一関発スーパーカー 国際ショに出品 【岩手日報】
 一関市字沢の設計・製作工房「モディー」(村上竜也社長)と山形県出身でイタリア・トリノ在住の工業デザイナー奥山清行さん(48)は、欧州のスーパー カーをモデルにしたスポーツカーを製作し、3月にスイスで開催されるジュネーブ国際モーターショーに出品する。村上社長(43)らは「東北のものづくりの 力を世界に発信したい」と準備に追われている。
 新車は英国の名車「ロータス・スーパーセブン」がモデル。搭載エンジンは2000cc、230-250馬力で、ボディーは炭素繊維とアルミ素材で750キロと軽量化した。2人乗りオープンカーのスパイダー型とクーペ型がある。

 先月は富山市の光岡自動車がスーパーカー「大蛇」を発売して話題になった。輸出用に左ハンドルも生産するという。
 1000万円切る「大蛇」 光岡自動車の廉価版スーパーカー 【北日本新聞】
 光岡自動車(富山市)は1月30日、限定20台のスーパーカー「大蛇・零(オロチ・ゼロ)」を発表し、受注を始めた。従来の「大蛇(オロ チ)」(1097万円)の装備を絞り込んだ廉価版で、1000万円を切る934万5000円に価格設定した。オロチは日本神話に登場する「八岐大蛇(やま たのおろち)」をイメージし、低い車体と流れるようなデザインが特徴。

 スーパーカーといえば奥山清行氏。山形県の県立高校を卒業後、武蔵野美術大学を卒業後にカーデザイナーを目指し渡米、イタリアの自動車デザイン工房ピニ ンファリーナのトップデザイナーの登りつめた。代表作フェラーリ・ロッソは2000年コンセプトカー・オブ・ザ・イヤー大賞を受賞した。
 人が技術を生み、伝え広げるのであろうか。