差出人:Takashi Suzuki [shienron@f6、dion.nejp]
送信日時:2005年1月14日金曜日22:01
宛先:editor@yorozubp.com
件名:「直流ハウスエネルギー革命」に寄せて

はじめまして、福島県在住の鈴木隆と申します。20代に電気技術者をやっておりまして、原発にも入ったことがあります。そのこともあってエネルギー問題には、深<関心があり、自分なりに調査研究をしております。

さて本題ですが、
第一点。直流・交流変換に5%のロスが出るというのは、大きすぎませんか。3%程度ではなかったかと記憶しているのですが。‥・いや、もっと少なかったような気もする。3kWの家庭用インバータは、5%ロスなら150Wのロスですが、装置はとても小さなものですから、そんなに発熱していないはずですよ。

第二点。自動車が75kWというのは、最大出力であって、燃料電池自体はそんなに大きな発電量をもっていないはずです。バッテリーに貯めて、一時的に75kWも出せるようにしているんです。ですから電気自動車で、最も問題になっているのは、「蓄電」だと思います。この技術にブレークスルーがあれば、劇的に状況は変わるはずです。燃料電池や太陽電池などの余剰電力は、現在、売電しているわけですが、これは、言い換えると、電力会社を蓄電池にしていることになります。そのことを考えても、蓄電技術の画期的な進歩ぬきには、交流におさらばすることは、ちょっと不可能でしょうね。

第三点。蓄電技術に進歩があった場合、各家庭から送電線が消えることは、可能でしょう。そしてそれと同時に、家庭内の配線もまた消滅してゆくのではないでしょうか。つまり、発電機を背負った掃除機とかが出来ることになるわけです。こうなったら、直流主体になることは明らかですね。

第四点。水素エネルギーが主要に考えられておりますが、当面は、それで良いのかもしれません。さてニコラ・テスラは三相交流システムの発明によって、近代から現代に至る世界のベースを提供したといっても過言ではないほどの影響をあたえました。このテスラは、同時に、テスラコイルといわれる、極めて単純な放電共振回路によって、未知のエネルギー増大が起こることを知っていたと思われます。こういった関係の研究は、今まで一部のマニアックの研究者によって続けられており、「正当」学問からは排除されてきました。
しかし、例えば、日本の研究者である井出治氏のエーテルエンジンの研究論文が。1995年アメリカ物理学会Journal of Applied Physicsに掲載されました。これは未知の第三の起電力の可能性を示すものであります。直流ハウスエネルギー革命を追求する場合には、こういった研究の動向も射程に入れなけれぱならないだろうと思うものです。

以上、おもいつくままに、でした。

鈴木隆
差出人:        Tatsuo itoh[3748752701 RJGom.home.ne jp]
送信日時:      2005年1月16日日曜日16:37
宛先:         editor@yorozubp.com
件名:         直流ハウス

萬晩報様

私自身まったくの素人ですので、理論的、技術的なことは分りませんが、直流モーターを使うことで著しく節電可能であると知人から聞いています。ただ国産では優秀なモーター(確か耐久性、効率だったと思う)が少ないらしい。確かドイツに優れた物があると聞きました。

先に建築基準法で義務付けられた換気装置に用いた場合、チャンパー形状、羽根形状の効率化などと併用すれば、通常月額1500円程度の電気料金が2~300円程度(だったと思うけど?)に抑えられるそうです(大メーカーではないが製品も販売されている)。

建築関係の知人からの情報なので住宅設備機器(換気、暖房など)や住宅の工法(気密化、高断熱化、正しい工法によって寿命も100年程度は当たり前)は遅れているそうです。そもそも器となる住宅の気密(当然気密化すれば機械換気は必然)・断熱化によって光熱費の大幅な削減が達成され、更にエネルギー消費を抑えた設備機器を導入すれば現在とは比較にならない省エネになります。

スウェーデンの最新仕様の木造住宅では、窓は4重、外壁の断熱300ミリ、天井の断熱4~500ミリで。冬期の暖房に要する約半分程のエネルギーは人体、照明器具、家電などから放出される熱で賄えるそうです。現在では九州でもほぼ北欧の同じ仕様(断熱はここまで厚くない)が建てられており、大変好評を得ていると聞いています。このような北方型の住宅は本州でも夏季の湿気を解消、冷房費の大幅削減、アトピーの軽快(きちんと設計された機械換気によって室内の空気が清浄になる)などの成果をあげているそうです。ただしハウスメーカーを含め金儲けためにやっている業者も多く、そういうところは怪しい感じがしますが。

それとホルムアルデヒドなどの有害物質を含有しないJIS、JAS規格の建材というのがありますが、ホルムアルデヒドの代替として有機ナントカを使っていて実は規制以前の建材より更に有害である懸念があるそうです。国や大企業のやることは信頼できませんね。勿論これは大学や研究機関からの情報です。

かなり話がずれましたが参考になるサイトを下記に記します。と言っても寒冷地型住宅についてばかりですけど、すみません。

http://business1.plala.orjp/iikanri/422.swe。iete.html

やなぎだ@K-One inc.です

伴さん御無沙汰致しております。電気の本丸、東電の村松さんからコメントを頂きましたので、転送させて頂きます。【携帯番号】080-3415-4930(あまり出ませんが?)

From:村松衛〈muramatsu。mamoru@tepco.cojp〉
Date: Fri, 14 Jan 2005 09:28:25 ÷0900(JST)
To:k-one@nifty.com
Subject:直流のお話について

伴さんから直流のお話が何回か出ておりましたので。「鉄っちゃん」でもある読者の一人として、少し事実確認をさせていただきます。 村松衛


「モーターはもともと直流の方が力が強い。新幹線だって直流モーターを回している。直流モーターを使えば、エネルギー削減はさらに大きくなる。2割、3割の削減が可能になるかもしれない。」

 初期の新幹線、および80年代までに製造された電車、電気機関車が全て直流モーターを採用していたのは事実ですが(交流電化区間においても車上で交流→直流に変換して直流モーターを駆動)、これは決して直流モーターの方が交流に比べ強力or効率的であるから、という理由ではなく、交流電気の周波数・電圧を滑らかに増減させる技術が未熟であったため、加速減速を繰り返す鉄道車両に交流モーターを使えず。やむなく効率性に劣りかつメンテに手間がかかる(整流子ブラシの定期的な交換が必要)直流モーターを使っていたものです。
(直流モーターでは、抵抗器orサイリスタをかませることにより電流を増減させて加速減速を実現)
 90年代の初頭から、インバーター技術の進歩により、VVVF(可変電圧可変周波数)
 交流モーターが実用化され、現在では新幹線はもちろん、ほとんどの新造電車・機関車では三相交流モーターを採用しております。三相交流モーターは、大きさが同じ直流モーターと比べた場合はるかに大出力を得ることができかつメンテナンスの手間も大幅に削滅されております。
 三相交流モーターの採用により、新幹線でもモーター設置車両の比率を大きく下げることが出来軽量化=高速化に役立っています。
(初期の新幹線○系では全車両モーターつきで210km/hであったのが、最近の700系では
 モーターは半数強の車両にしかついておらず、それでも285km/hを出しうる)
 三大都市圏を初めとするJR(の半分以上)、および全ての私鉄の電化区間は直流ですが
、交流モーター装備車においては、架線からとった直流を車上で交流に直してモーターに流しています。
 ‥・発電所で出来る電気は交流ですから、交流→直流→交流と2回も変換することとなります。当然(伴さんの書いているように)交直変換に伴うロスは生じていますが、それを補って余りあるメリットが交流モーターにあるということです。
私が利用している利用になる西武線ですと、最近出来た青色の車両(地下鉄乗り入れ車など)が交流モーター装備車です。(注意してモーター音を聞くと黄色い車両との違いがわかります)
 長くなりましたが、照明・IT機器等はさておいたとしても、動力系(モーター)については、交流方式の優位性がゆらぐことはないと思われます。 以上