北海道独立論
 

Yorozubampo

「北海道が独立したら」というコラムを農水省の部内誌に書いたのは1995年2月のことである。円相場が1ドル=79円に達したのはその年の4月である。相当な危機感があった。長年、アメリカを中心に構造改革を求められ、国内からも円高に悲鳴を上げる声が噴出していた。

 ガットも協議で日本がコメ市場をようやく一部開放したのが前年の12月だった。頑としてシステムを変えようとしない勢力が日本社会の中枢にいるかぎり、この国の将来はない。だが、発想を変えてみると「もうひとつの日本システム」をつくるアイデアが湧いてきた。「独立」である。

 独立を考え出すと、わくわくするような世界が目の前に広がり始めた・・・・・。


1995年02月28日 北海道が独立したら(1)
1995年06月06日 北海道が独立したら(2)

1999年09月01日(水) 沖縄の普天間基地を苫東に移転させるという妙案
1999年08月23日(月) 団地で自家発電するという真夏の夜の夢
1999年05月30日(日) 読者の声「移民受け入れで活性化を提唱した経済審議会」
1999年04月14日(水) 移民受け入れで活性化を提唱した経済審議会
1999年03月25日(木) 広島から世界を見るようになったマツダ
1999年03月01日(月) 130年前に松浦武四郎が命名した北海道
1999年02月13日(土) バーモント州が生む環境調和型ビジネス
1999年02月10日(水) 境港--太平洋とヨーロッパをつなくゲートウエイ 中野 有
1999年02月07日(日) 一方で外国人を締め付け、他方で放置する日本
1999年02月03日(水) アメリカの都市衰退と買う自治体サービス 川崎 泰子
1999年01月10日(日) 理念としての環境、農業そして五族共和
1999年01月05日(火) 4月に新しい風が吹く予感

1998年12月18日(金) Food Bankを実践するカナダのある風景 Atsuko
1998年10月17日(土) LOCAL GOVERNMENTSを地方自治体と書き換えた日本
1998年10月08日(木) 日系ブラジル人が多い浜松市と地域の国際化 平岩 優
1998年09月27日(日) ヨーロッパで常識化した地方分権の新しい力学
1998年09月20日(日) 市民意識をレベルアップした神戸空港住民運動
1998年08月03日(月) スタンフォード大が育んだハイテク都市(2)
1998年07月27日(月) スタンフォード大が育んだハイテク都市(1)
1998年07月09日(木) 環日本海フォーラムという地方からの発信
1998年06月08日(月) 移民が支える起業家精神
1998年06月05日(金) 成功したフィリピン・スビック基地の開発 松田 健
1998年04月30日(木) 独立北海道では大統領や知事は3選禁止
1998年03月08日(日) 北海道に託す「新五族共和」の夢
1998年03月01日(日) 豊かな北海道に義務教育は似合わない
1998年02月22日(日) 再び北海道独立を考える/民営化国家の旅立ち
1998年02月08日(日) ロシア系日本人の誕生の可能性
1998年01月16日(金) 続・北海道が独立したら

1997年11月10日 「燃えよ剣」司馬遼太郎が描く榎本武揚の函館新政府構想
1997年10月13日 松浦武四郎が明治2年、エゾ地を北海道と命名した
1997年09月21日 榎本武揚が北海道に託した新国家の夢(1)
1997年09月14日 僅差で独立を逃したカナダ・ケベック州
1997年08月24日 歴史は繰り返す国家の分離と離脱
1997年07月20日 特定という名の不特定-臨時暫定特定国家
1997年07月10日 攻める中国、守る英国
1997年07月07日 香港の借りた土地155年史年表
1997年07月05日 香港返還を見て
1997年03月01日 沖縄振興に台湾から1000億円投資構想が浮上
1997年01月10日 夢のような話 平岩優氏
1997年01月09日 四国新聞「1日1言」から「ピリカとマリモ」 明石安哲


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