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「請孫文再来」について 宝田時雄 佐藤慎一郎氏と回顧すること30年、当初から座談、講演など同行させて頂くなかで、氏の叔父、山田良政、純三郎兄弟と孫文の革命交友と、そこに醸し出される明治の気概は、江戸末期から新時代に向かう日本人の実直で、かつ異民族に普遍な精神として継承されたものであった。その熱情に亡くなる直前まで抱えられていた自分があった。 時を同じくして戦後の満州人脈と言われた笠木良明氏を慕う方々との縁や、また漢学者安岡正篤氏の縁から日本の主導的立場にある方々との交誼を、両氏の傍らにおいて観察もしくは厚誼に預かったことは、その後の思索、備忘録作成に特異な姿を残したようだ。 それは浮俗の観察とは異なる意思として頭をもたげてきたことでもあった。あとがきは革命余話に交流抜粋を記している。25歳からの縁ではあるが、相手は70,80,90の高齢者である。さまざまな場面での勇み足を拾ってくれたりもした。 また、眼前の若僧に向かって自身に刻まれた満州残像などを、時を忘れたかのように語ってくれた。 旭日、出ずる国より その志、東方に嗣ぐものあらんことを 大塚寿昭 はじめに 革命の史実 蒋介石総統からの招待 前章参考として 幻の毛沢東、蒋介石会談 責は自らに問う 亜細亜的大人 孫文 砂的民衆の潤い 期待と批判 山田純三郎 老 朋 友 満州と孫文 後藤新平の胆力 山田良政建碑紀念の碑(直訳)と孫文哀悼の文 山田良政小伝 弘前と孫文 日本人はどこに 亜細亜の大経綸 干天の慈雨 革命余話 あとがき 秘録 孫文から犬養に宛てた手紙 【参考】 孫文の大アジア主義(1925.12.28) |
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