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世界連邦高知支部ブログ
 
 脱原発は日独伊枢軸で

   2012年世界連邦四国地区ブロック大会宣言文


 2011年3月11日の東日本大震災で福島原発は炉心溶融、放射能拡散という最悪の事態に直面した。世界平和を求めるわれわれの運動は新たな段階に直面している。核の脅威は何も原水爆だけに限らない。原発もまた制御不能なエネルギー源であることを知らされ、原発は生物の生存にとって脅威であるという大きな教訓を残した。

 イタリアは元々、原発をつくらなかった。原発推進を掲げたドイツのメルケル首相は福島原発事故後いち早く脱原発を宣言した。日本が脱原発を掲げれば、脱原発の枢軸が成立する。今こそ脱原発の枢軸国が世界に原発を持たず、原発を作らず、原発を動かさないという新たな三原則を掲げる時である。

 原子物理学の権威、故高木仁三郎博士は「生物が生存可能なまで放射線量が減少した奇蹟の惑星に人類は新たに原子の火をともした」と警鐘を鳴らした。われわれは地球にもっと謙虚であらねばならない。ここに世界連邦運動四国ブロックの運動として反原発、脱原発を目指ざすことを確認したい。

 また尖閣や竹島など領土問題についても、2年前の高知大会で宣言した通り、関係国が領有権を放棄して、欧州連合(EU)の起源がアルザス地方の石炭と鉄鉱石を共同管理した欧州石炭鉄鋼共同体にあったことにならい、来るべき東アジア共同体にその領有を委ねるべきことを改めて宣言したい。

 先人の志を受け継ぐ四国四県の仲間は、今年で39回を数える「世界連邦四国協議会総会」並びに「四国ブロック大会」をここ高松に結集して開催した。偉大な先覚者たちの偉業に学び、四国から世界連邦運動の再構築とその実現に向けた夢を描き、共に手を携えて、その実現に向け努力してゆくことを決意し、ここに宣言する。

  2012年10月20日
  第39回世界連邦四国協議会総会
  2012年世界連邦四国ブロック大会

支部長 伴 武澄
事務局長 谷相勝二
会計担当
世界連邦運動協会高知支部
事務局 高知市伊勢崎町10-3 090-1174-0299 FAX:088-824-5568 mail:peace.kt0125@plette.plala.or.jp